露天風呂付客室と辰哉 ページ45
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「ねぇ〜、露天風呂付客室のとこにさぁ、泊まろぉよ」
なんてスマホを見せに来る辰哉に思いっきり顔を顰める
「え、待ってなんでそんな顔すんの」
「傷つくわぁ」
なんて言う辰哉は傷ついた素振りを見せることなくけらけらと笑う
「だって辰哉、絶対やらしぃことするんだもん」
なんて嫌そうに言う
「んえぇ、そぉんなことないってばぁ」
そう言ってへらりと笑う辰哉をじとりと睨みつける
「ていうかさぁ、そんなこと考えちゃうAの方がやらしぃと思うけど?」
なんて笑う
ぽかりと辰哉の胸元を殴ると
「いたっ」
「ちょっとぉ、辰哉くん泣いちゃうけどぉ?」
って言いながら彼女の手を取り握る
「俺の傷付いた心はここに泊まんないと治りませぇん」
なんて言いながら先程の旅館を見せに来る
「もぉ、わかったから」
渋々というようにそう言えば、
「やった」
って笑いながら予約をスイスイととる
「どーせなら高いご飯付きにしてね」
なんて横から口を出す
「食い意地はってんねぇAは」
イラッとしてもう一度殴ろうと腕を伸ばすと、腕を掴まれぐっと引っ張られ辰哉との距離が縮まる
「Aのお望み通り、やらしぃことするから」
「覚悟しててよ」
ゆるりと目尻を下げて笑う辰哉
「あ、ていうか」
「今から抱くわ」
そう言って矢継ぎ早にキスの雨を降らせる
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隣人(プロフ) - あさん» ありがとうございます!春になったらの設定(?)が出た時に書いたものなので類似してるところは結構あると思います😂 (1月6日 9時) (レス) id: 7c7156921d (このIDを非表示/違反報告)
あ - 友人スピーチと辰哉の話って、春になったらの予告に似てませんか⁉️予告を見た時に運命を感じてここに戻ってきました‼️ (1月5日 21時) (レス) @page40 id: 35f01d12bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:隣人 | 作成日時:2023年12月22日 23時