素のアイドル

宅配とスウェットと照 ページ41

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朝早くにインターホンがなり、いそいそと布団から出て服を着て宅配を受け取ろうとする彼女を見てギョッとした


｢え、ちょっ、！｣


彼女の腕を掴んで引き止めるときょとんとした顔をする


｢え、ひかるどぉしたの？｣


なんて言う彼女に、心底心配になる


｢その格好で出るつもり、？｣


そう聞くと、


｢え、？うん。早くしないと帰っちゃう｣


なんて答える彼女に頭を抱えたくなった

彼女の着ているのは照の大きめのスウェットのみで、白く柔い脚はさらけ出され、首元も広く肩までずり落ちそうだった


｢ね、照離して？｣


上目遣いでそう言う彼女に少しイラッとする

この姿を配達員に見せようとしてるの？なんて思うと少し呆れる


｢あのさぁ、この格好で外出んのはまずいでしょ｣


スウェットの裾に指を軽くひっかけ、上へあげる


｢ちょっ、！ひかるっ！｣


焦った様子で掴まれていない方の腕で裾を握り、見えないように下へと引っ張るAの姿により加虐心が湧く


｢こんな格好、なんで俺以外に見せようとすんの｣
｢襲ってくださいって言ってるようなもんじゃん｣


｢何言ってんの、！照気にしすぎ！｣


顔を赤らめそう言ってキッと照を見つめる

あー、ほんっとにわかってないなぁ、Aは

男はこんな姿見せられて我慢出来るわけないじゃん

グッと腕を引っ張りベッドに逆戻り


｢ちょ、！ひかる！ほんとに！荷物受けとんなきゃ！｣


なんて未だに騒ぐ彼女の口を自身の口で塞ぐ


｢そんなの、また再配達かければいいから｣


スウェットの裾から手を入れ、するりと太ももからお腹にかけてを撫でる



｢ちゃんとわかってないAには、お仕置だね｣



ゆるりと口角を上げ、熱を孕んだ目を細め彼女を見つめる



彼女の下腹部に大きく、熱を持った手を這わせると、ぴくりと身体を反応させる彼女に、色濃く酔いしれる

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