暖房と辰哉 ページ32
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暖房のきいたリビングのソファで仰向けに眠る彼女を見て、少し危機感を持って欲しいなぁなんて思う辰哉
暖かいからって言ってキャミソールに辰哉のパーカーを羽織っただけで、下は薄いバスパンのみだった
暑いのか、規則正しく動く胸元を汗が伝う
あ〜、こいっつまじでさぁ…なんて頭を抱える
そんな彼女を見て下腹が重く、熱くなる
「もぉさぁ」
「Aが悪いんだからね」
そう言って頬をするりと撫でると、呻き声を上げながら目を覚ます
「んぅ、なぁに」
ぽやぽやしたままのAの胸元を舐めると、びっくりして飛び起きる
「んはは、しょっぱ」
そう言って笑うと肩を強めに叩かれる
「な、!なにしてっ、!」
顔を赤く染め後退るAの後頭部に手を回し、噛み付くようにキスをする
お前は、俺の吐く息だけを吸って生きればいいのになぁ
なんて考えに自分でも笑ってしまう
息も絶え絶えになったAの首筋を伝う汗を舐めとる
目にかかるくらい伸びた前髪が鬱陶しく思い、雑にかきあげる
裾の広いバスパンは際どいところまでずり上がり、さらに興奮を誘う
「Aが悪いんだからねぇ」
かけていたメガネを外し、白い脚に手を這わせると、力なく抵抗するA
それが余計興奮させるってわかってないねぇ、なんて
「満足するまで付き合ってよ」
色気と熱を孕んだ雌雄眼でじっとりと見つめる
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隣人(プロフ) - あさん» ありがとうございます!春になったらの設定(?)が出た時に書いたものなので類似してるところは結構あると思います😂 (1月6日 9時) (レス) id: 7c7156921d (このIDを非表示/違反報告)
あ - 友人スピーチと辰哉の話って、春になったらの予告に似てませんか⁉️予告を見た時に運命を感じてここに戻ってきました‼️ (1月5日 21時) (レス) @page40 id: 35f01d12bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:隣人 | 作成日時:2023年12月22日 23時