22話 ページ27
。
一度保健室に来て珠世さんがいないと分かり、身を翻して歩き出す。保健室にいた愈史郎が私のカッコを見て驚いた顔をする、私は愈史郎から視線を逸らした。
次に来たのは職員室で……派手な音を立てて開けるものだから職員の視線が私達に刺さってる。一応、頭と身体は隠してもらえてるが……わかる人には分かるだろう。
不死川「珠世……先生、少しいいかァ?」
珠世「っ!!は、はい!!」
その返事を聞いて進路相談室に入って行く不死川さん。背後はザワついて何事かと見に来ようとする柱以外の先生が居る。それを不死川さんは睨みつけて扉を閉める。
「…………」
不死川「おい、ゆっくり呼吸しろ」
「っ……」
無意識のうちに過呼吸になりかけていたみたいで目が霞んで見える……背中を撫でてくれる不死川さんに、あとから入ってきた珠世さんが対処してくれる。
珠世「何があったんですか……」
不死川「竈門に先生として様子を見に行ってくれ。と頼まれたんだ。車に乗って行く途中、こいつが飛び出してきて、複数の男におわれてた。それを俺は保護しただけだァ」
珠世「……Aさん、何があったか言えますか?」
「…………」
口をつむぎ俯く……それに、舌打ちする不死川さん。珠世さんはため息を着く……そうかと思えば、ノックオンが聞こえてきて、紅茶と軽いお菓子を手にカナエさんが入ってくる。
カナエ「不死川先生?ここは私と珠世先生に任せてくださいな!Aちゃん!一緒にお茶しましょ?」
そう言ったカナエさんと入れ違うように不死川さんは外に出ていった。
119人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遥(プロフ) - 鮭大根さん» コメントありがとうございます!お返事遅くなってすみません。父親の糞加減が伝わって良かったです!!(笑)面白いと言っていただけて嬉しいです!更新遅めですがこれからも呼んでやってくださいm(*_ _)m (2020年8月26日 2時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根(プロフ) - 作者さん、あの糞親父ぶん殴って良いですかね?何なんですかあの野郎(^o^;)ぶん投げてやりますよ("⌒∇⌒")ウェーイ( ・∇・)話変わりますが面白いです!!これからも頑張って下さい!!応援してます!!続き楽しみ〜(´-ω-`)ムフフ (2020年8月23日 2時) (レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さゆさん» お返事遅くなってすみません。他の小説も読んでくださったんですか!?ありがとうございますm(*_ _)m大好きだと言っていただけてとても嬉しいです!!更新遅めですが、これからもよろしくお願いします! (2020年7月7日 0時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 面白かったよー!他の作品も全部見ました!遥さんの作品大好きです!更新頑張ってください! (2020年7月1日 16時) (レス) id: 75c7f9d54b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:遥 | 作成日時:2020年6月27日 13時