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三十二話 2 ページ33

私たちの周りには走馬灯のように色とりどりの華がユラユラと揺らめいて浮いている。





童磨「これは……藤の匂い」





「そうだよ。この花には藤の毒が含まれている。触れただけで溶けちゃうかも?」





童磨「君は、溶けないのか?」





華が当たったところは溶け始めている相手の鬼。




「そりゃね、自分で作ったから?自分で作って死んじゃったらどうもこうもないでしょ?んー。まぁ、そういう事だから、この人は諦めてね?」






この女性は伊之助の母親なのか……


あれ、次は……
道端で女性が童磨と戦っている時の……



童磨「また君かい?」




「運命的な出会いだね。」




童磨「俺は会いたくなかったよ。この子のことも横取りする気なのか?」




「…………」





屋根上から、ボロボロで地面にたちこちらを睨んでいる女性を見る。女性は私の出現で驚いているものの力強いめは私たちを睨みつけている。




「くれるの?」




童磨「んー。あげない。どうやら、だいぶ前の母親のことも喰って無さそうだし……彼女はきっと美味だろうから渡したくないなぁー」




「……そう。なら、死んでよ」




童磨「おっと!?同じ手にはかからないぜ?【血鬼術・粉凍り】!」





「……【血鬼術・桜花の舞】」




華が私と女性を守るように包み込む。それに驚く女性。





「お前は私に勝てない。」




童磨「そうかな?そうでも無いよ?」




「ッ!!やめっ!!」





鬼が女性に飛びかかる。

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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月21日 18時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さゆさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!!更新遅めですが頑張ります!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2020年5月29日 14時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - このお話おもしろいです!更新頑張ってください! (2020年5月29日 9時) (レス) id: f13f440923 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月28日 16時

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