鬼になった姉妹 2【鬼滅の刃】

十話 2 ページ11

あの日から兄は蝶屋敷の庭で全集中・常中を習得するために鍛錬している。







なほ「炭治郎さん、毎日頑張ってるね！」



すみ「おにぎり持って行ってあげようよ！」




きよ「なら。差し入れも持っていこうよ！」





なんて。用事を済ませて私と兄を見ている三人が楽しそうに話をしている。





すみ「あと、瓢箪も！」





と、立ち上がりどこかに言ったかと思えばおにぎりとひょうたんを持って帰ってくる三人。






炭治郎「瓢箪を吹く？」




きよ「そうです。カナヲさんに稽古をつける時、しのぶ様は良く瓢箪を吹かせていました。」




炭治郎「おもしろい訓練だね。音が鳴ったりするのかな？」




きよ「いいえ、吹いて瓢箪を破裂させてました。」




炭治郎「へぇー……えっ、これ？これを？この硬い瓢箪を！？」




きよ「はい。しかもこの瓢箪は特殊ですから通常の瓢箪よりも硬いんです。段々と瓢箪を大きくしていくみたいです。今カナヲさんが破裂させているのは……この瓢箪です。」





デデーーン！！と言いそうな程に三人が持ってくる大きな瓢箪。兄は真顔になって遠くを眺めていたが、兄はキッと眉をひそめていた。

十一話 2→←九話 2

ラッキーアイテム

恋。今日は誰かと推しについて話そう！

ラッキー今日の一言

人の想いこそが永遠であり、不滅なんだよ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す