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翌朝、ケイシュク参謀は部隊を連れて火の部族に向かっていった。それを見送って、スウォン様と職務室に戻ろうとしたが、スウォン様に止められ、私は数人の女官と共に部屋に戻る。
女官「ハル様、本などお読みになってお気をまぎらわせてはいかがでございましょう。」
「……いい。そんな気にもなれないわ。他の部族は戦っているのよ。私は無事を祈るしかできないもの。」
女官「ハル様……でしたら「もういい、みんな下がりなさい。」
みんな頭を下げて部屋から出ていく。空を見上げる。空に映っているのは……スウォン様と、姉様。姉様が、王妃の席……
「…………これは、なに?なにを、見せられているの?」
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遥(プロフ) - 海未さん» コメントありがとうございます!好きと言っていただけて嬉しいです!!更新遅めですが、最後まで書くのでお待ちください! (2020年11月1日 22時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
海未(プロフ) - 凄く面白くて好きです…!こんな話を待ってた、更新頑張ってください〜! (2020年11月1日 20時) (レス) id: a7c47992ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥 | 作成日時:2020年9月21日 18時