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リリがホッと息をつく。私はそんなリリを椅子に座らせお茶をてにわたす。




ス「ここは緋龍城ですよ、気をつけてくださいね。」




リ「……殺気を……感じたわ。あれは?」




ス「さっき、リリさんが言ってた護衛の人ですよ。」




「さっきだけに殺気って?」



ス「……いつも一定の距離を取って周囲を見張ってくれてるんです。」




リ「…………ちゃんと居るじゃない。よく今まで私を放って置いたわね……」





なんて、空気を軽くしようと思って言ったのに、何故か無視される。私はそんなふたりに膨れながらも空を眺める。




ス「それは……ハルだけではなく、リリさんも私とそういう関係だと思われているんでしょう。」




リ「はぁ!?……後宮てきな?」



ス「城の人達はリリさんをとっても歓迎してるんです。それに、1つ目の質問の答えですが、貴女がそばに居ることで私に第二妃を……と言う話も無くなりましたから、ここにいてもらった方が私にも、ハルにも都合がいいんですよ。」




「リリには迷惑かけるけど、助かってるの。私は、リリが嫁いできても大丈夫よ。すこし、悲しいですが、大丈夫です。受け入れますよ。」




そう言って微笑めば二人はため息を着く。スウォン様は頭まで抱えている。





ス「先日、ハルに、この先がどんな道であってもっ!!私はあなたについて行きまっ「スウォン!?なにいってるの!?」





慌ててスウォン様の口を手で抑える。焦って呼び捨てにしてしまったがこの際どうでもいい。顔を真っ赤にしてスウォン様を黙らせる私をみて、リリがニヤニヤと笑っている。





リ「おぉー。進展がおありのようでようございましたねー陛下。でもまぁ、三つ目の質問をする前に分かってよかった。」

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(プロフ) - 海未さん» コメントありがとうございます!好きと言っていただけて嬉しいです!!更新遅めですが、最後まで書くのでお待ちください! (2020年11月1日 22時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
海未(プロフ) - 凄く面白くて好きです…!こんな話を待ってた、更新頑張ってください〜! (2020年11月1日 20時) (レス) id: a7c47992ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年9月21日 18時

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