【15】もしも主人公が悪女だったらの話 ページ15
私が悪役になればいい。これ以上傷つかないように。楽しかった思いでがこれ以上、傷つかないように。だって私は私は……
イル陛下【君はヨナの妹として過ごし_________________そして、_________】
イル陛下【ヨナの妹として過ごし、君のその武術でヨナを守ってくれ。そして、ヨナに何かあった時、身代わりとなってヨナを守れ。】
ですよね?イル陛下。
貴「スウォン様?計画通り暗殺できたかしら?」
ス「?!」
ヨ「ハル……あなた……」
二人が驚くなか、私は微笑み言葉を続ける。
貴「あら、ヨナ様もいらっしゃったのね?」
ヨ「どうして……ハルが……」
嘘よね?とでも言いたげな目に私は笑う。
貴「スウォン様は悪くないのよ?お姉様?お父様を暗殺しろと言ったのは私です。だって……お父様っ「貴女のお父様じゃない!!」っ!」
ヨ「きやすく…お姉様って呼ばないでっ!!
貴女は本当の親子じゃないの!命を救ってくれたお父様に……貴女は…鬼よ!!
化け物よ!!」
貴「そうね?私は化け物よ?
命を救ってくれた貴女達を騙してこの日を待ってたもの。騙したかいがありましたわ?だって「スウォン様!!用意ができました!!」
そうだよ。私は化け物だ。ヨナの身代わりだとここにいたけど、1番傷つきたくなくって、1番自分を偽ってたのは私だもの。入ってきた人物を無視してヨナの目の前にしゃがみ、耳元に口を近ずける。
貴「ヨナ……ごめんなさい……私ね、あなたが邪魔なの。これは絶好のチャンスなのよ。本当はここで貴女の身代わりにりやられちゃう役なんだろうけど……私はスウォンが欲しいの。貴女がスウォン、スウォンって付きまとうのを見てるのも正直鬱陶しかったわ。だから貴女はこのまま逃げて遠くで幸せになって?ここには戻ってこないでくださいね?」
姉様は驚いた顔をした後、私を睨み部屋から飛び出していった。
【16】もしも主人公が悪女だったらの話(内容変更あり)→←【14】もしも主人公が悪女だったらの話
197人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遥(プロフ) - 海未さん» コメントありがとうございます!好きと言っていただけて嬉しいです!!更新遅めですが、最後まで書くのでお待ちください! (2020年11月1日 22時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
海未(プロフ) - 凄く面白くて好きです…!こんな話を待ってた、更新頑張ってください〜! (2020年11月1日 20時) (レス) id: a7c47992ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:遥 | 作成日時:2020年9月21日 18時