たとえ間違いだらけだとしても。【ツイステ】

24粒 ページ24

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寮の振り分けが終わる頃には何故かカリムも隣にいて、カリムには珍しいくらいに大人しく静かに3人で話していた。






リドル「さ、寮の振り分けは終わりかな？いいかい新入生たち。ハーツラビュル寮では僕が法律(ルール)だ。逆らうなら首を跳ねてやるからそのつもりで。」





レオナ「ふぁ〜あ…………かったるい式が終わった。さっさと寮に戻るぞ。サバナクロー寮、ついてこい。」




アズール「新入生の皆さん。この度は入学おめでとうございます！皆さんが充実した学園生活を送れるよう。オクタヴィネル寮寮長として、精一杯サポートさせていただきます。」



ヴィル「それにしても……さっきまでいた学園長はどこに？」




イデア「まさか、あのオンボロ寮を改装しに行ったのでは！？」





カリム「あちゃ〜！俺がしたかったんだけどなぁ〜！」




アズール「私も少し手を加えさせて欲しかったですね。」




「お父様……ちゃんと仕事しないと……」





なんて、少し眉を下げていえばヴィルに頭を撫でられる。





ヴィル「学園長、いっつもあんな感じよ。」



学園長「こら！シェーンハイトくん！間違った私の情報をAに教えないでくださいません！？」




カリム「え、学園長、いっつもだろ？」





なんて、からかわれ始めるお父様にクスクス笑っていれば。お父様の背にいる式典服を着た生徒がいるのが見える。





「お父様……まさか、新入生さんをお探しに？」





クロウリー「えぇ！もちろん！私、ちゃんと仕事してるんですよ！……さぁ、寮分けがすんでないのは君だけですよ。早く鏡の前へ。」





そう言われてお父様の背後にいた生徒さんが鏡の前に行こうとお父様の後ろから出てくる。そして、鏡に歩いていく生徒さんが何故か私を睨みつけていたのだった。

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