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黙ること数分……最初に口を開いたのは以外にも父だった……
父「遥、真実を聞いてお前は後悔しないのか。本当に、川から流れてきた子でも……後悔しないんだな。」
貴「うん。桃から産まれても、柿を投げられても。鬼退治にいけって言われても、月に帰らないと行けなくても……後悔しない。」
月に帰る?鏡みて出直してこいや。って言う母の言葉を無視して父の顔を見てれば父は何かを決めたように母さんの顔を見て父は目を閉じ鋭い目で私を見る。
父「ここにいる我々は家族であって家族ではない。」
貴「え、それってどういう意味で……取ればいい?」
なんて言う父の目は真剣で口を出すことが出来ず父の口から出る次の言葉を静かに待つ。
父「………降谷と風見からは聞いている。君が君の過去を調べていることを。それを知りながらも君に真実を隠すように口止めをしたのも私なんだ。7年前まで君は……我ら公安が追っている黒の組織に続く悪逆非道の組織の頭の娘だった……」
お聴きいただけただろうか……【7年前】と言う単語を……覚えているだろうか。あれはそう、だいぶん前にお父さん?の部下だと紹介された日、降谷さんが言っていた【7年前の子が……】と言う降谷さんの言葉……
全く想像していなかった言葉が告げられた。【7年前】と【7年前のあの子が】と【7年前までの記憶】がここで繋がるとは思っていなかった
父「そして、君は色々な実験を試されていたところ……我々公安が保護したんだ…………」
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作者名:遥 | 作成日時:2019年9月25日 18時