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この前私は確かに風見さんと降谷さんにあった。はずなのだ……
はずなのに……どうしてだろう……
会った時の記憶が何も無い。
何を話し、どんなことをしたのか……
何も覚えていない……
覚えているのは……
頭痛のなか、聞こえた言葉だけ……
だから、私はポアロに行って、あの日どんな会話をしたか安室さんに聞こうと道を歩いていた……のだが
「やっと見つけた……アリーシャ。」
と、知らない黒服の男に追いかけられている。足に自信はある……が、体力に自信はない。そんなこと、前から気づいている
のでどこかの店に駆け込みたいと思ったが……あいにくここは路地裏……
扉があったとしても、何かのお店の裏方だしあまり意味が無い……
男「待てや!!忘れたとは言わさねぇー!」
あの男は、私の何かを知っているのだろうか……
貴「知らない!だからおってくんな!!」
男「忘れただと!?ふざけんな!!クソが!!」
そう言って近くにあった鉄の棒を手にとり、私の方に投げつけてくる……それをなんとか交しやっと見えてきた大通り……
男「てめぇーが消した仲間の恨み……アリーシャ……俺はぜってぇーに忘れねぇーからな!!」
大通りに出た私の背に叫ぶ見知らぬ男……アリーシャとは誰なのか……でも、あいつは私を見てそう言っていた……
アリーシャ……
どこかで聞いたことがある……言葉だ……
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作者名:遥 | 作成日時:2019年9月25日 18時