#16 ページ17
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海人「あっ！やば！そろそろ行かなきゃ！」
シュタッと立ち上がって
椅子に置いていたカバンをむしり取る海人。
海人「れーん！！置いてくぞ！！」
バタバタとリビングから出ていく。
海人の慌てて閉めたドアの音で
ボーッとお茶を飲んでいた廉が
ハッとなって慌てて動きだす。
何も言わず
私の後ろにあったカバンを
バッ！と取って
バタバタ出ていった。
気まずさからの解放と
海人との楽しい一時が終わった寂しさで
体育座りのまま、
大きなため息をついた。
『はぁぁぁ〜〜〜〜…………』
「ふふっ、デッカイため息」
後ろから
突然降ってきた声。
驚いて後ろを振り返ると、
そこには
エプロン姿の神宮寺勇太。
『なんだ、ジンか…びっくりさせないでよ』
神宮寺「なんだってなんだよ！ひっでぇ！笑」
「俺が奥にいたの気づいてなかったっしょ？」なんて、
笑いながらエプロンを解くジン。
神宮寺「クマ、ひどいね。眠れなかったの？」
ｷﾞｸｯ
『べ、べつに？そんなことないよ？』
神宮寺「なんかあった？」
「………廉と」
ｷﾞｸｷﾞｸｷﾞｸｩｯ
『な、なんで…？』
神宮寺「Aと廉の様子見てりゃわかるよ」
さ、さすが……
ジンは、人をよく見ている。
今までも
体調が悪い時とか悩んでる時とか
表に出さないようにしてもジンだけは気づいてくれた。
今回は気づかなくてよかったのに…
でもまぁ、ジンのことは信用してるし……
相談、してみようかな……
〜〜〜
『ー…ってことがあって、ね』
神宮寺「あ〜…」
『私、どうすればいいんだろ…廉が何考えてるかわかんないよ…』
神宮寺「うーん……」
「よくわかんないけどさ、廉は誰彼構わずそういうことする奴じゃないよ」
『そう、だよね…』
神宮寺「ん。だから、今度廉とちゃんと話してみな」
そう言って背中をポンポンしてくれた。
やっぱりジンは優しい。
さすが国民的彼氏。
神宮寺「ところでさ…」
優しさにひたってたら、
突然、ジンの手が腰に回ってきた。
『え、ジ、ジン？』
驚いてジンの顔を見る。
すると、さっきまでの優しい表情はどこへやら。
目を細めて、口角を上げて、
いじわるな顔をしていた。
そして、いつもと変わらない声で
神宮寺「廉にされた恥ずかしいことって、どんなこと？」
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ぷに。(プロフ) - Aさん» 体調はもう全然大丈夫です…！ご心配頂きありがとうございます…！優しいお言葉を糧にこれからも更新していきますので今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月29日 11時) (
レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに。(プロフ) - かりんさん» お返事遅くなってしまってごめんなさい…！キュンキュンしてくださってありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月29日 11時) (レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
A - 更新お疲れ様です。体調大丈夫ですか？仕事などあると思うので、ゆっくりでいいので更新頑張ってください！ (2019年8月28日 22時) (レス) id: c593ad42f9 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - キンプリの一つ一つの行動に、とてもキュンキュンします。これからも更新頑張ってください！ (2019年8月9日 11時) (レス) id: 02af7a1c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに。(プロフ) - #なこさん» なこさん！！こっちにもコメント頂いて本当にありがとうございます…！！とてもうれしいです……！！！そのお言葉を糧にがんばります！、！ (2019年8月1日 0時) (レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷに。 | 作成日時：2019年7月16日 21時
