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少し驚いた顔をして私の顔を見る廉。
『あ、ありがとう…』
なんか小っ恥ずかしくて
俯きながらお礼を言ってみる。
言ってみたけど、
反応がない。
え、ありがとうじゃなかった？失敗した？
恐る恐る顔をあげて廉を見ると
瞳孔を広げてどこか遠くを見ている。
どんな感情なのそれ…？
無言のまま私の部屋に到着すると
勢いよく扉をあけて
抱えていた私をベッドに放り投げた。
『ちょ、なんっ………』
突然訪れた体の痛みに
事情を問いただそうと即座に体を半分起こすと
ギシッと音を立てて
廉が私に馬乗りになる。
廉「あかんわ」
さっきとは少し違う、無表情に近いけど
今にも何かが爆発しそうな熱っぽい目で私を見る廉。
『な、なにが…？』
恐る恐る聞いてみる。
すると
熱っぽい目のまま顔を近づけ
私の首元に顔を埋める。
『なにして…』
廉「あんなエッロい顔で見てくるAが悪い」
何を言ってるんだ…
髪もメイクもヨレヨレで
疲れ切ったオバケみたいな顔だぞ…？
若いな…なんて思ってると
首筋に濡れた感覚。
突然の刺激に体がビクンッ！と跳ねる。
『ちょ、舐めっ…』
廉「フッ、なに、ここ弱いん？」
そう意地悪に言い放つ高い声は
今まで見たことの無い表情をしていた。
いつもの生意気な年下の廉じゃなくて
ちゃんと大人の男の顔。
驚きで固まる私をよそに
口角の片方をクイッとあげ、再び首筋に顔を埋める。
今度はさっきよりもゆっくりと、
しっかりと味わうように舌を這わせてくる。
久しくそんなことがなかった私は
懐かしさすら感じる感覚に
過剰に反応してしまい
しきりに体が跳ねてしまう。
再び「フッ」と軽く鼻で笑う廉。
年下にいいようにされて少しムカついた途端
舌が首から耳に移動し
その気持ちは消えた。
耳元で鮮明に聞こえてくる水音に
胸の奥から声がひねり出されてしまう。
廉「かーわいい…」
息を吹きかけながら
小さく色っぽい声を出す廉に
完全に流されてしまった私。
耳元に埋めていた顔を
私の目の前に戻す。
ジッと私の目を見つめ
ゆっくりと私の唇めがけて
近づいてくる廉のキレイな唇。
あと少しで重なる…
なにも考えられず
目をギュッと瞑った。
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ぷに。(プロフ) - Aさん» 体調はもう全然大丈夫です…！ご心配頂きありがとうございます…！優しいお言葉を糧にこれからも更新していきますので今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月29日 11時) (
レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに。(プロフ) - かりんさん» お返事遅くなってしまってごめんなさい…！キュンキュンしてくださってありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月29日 11時) (レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
A - 更新お疲れ様です。体調大丈夫ですか？仕事などあると思うので、ゆっくりでいいので更新頑張ってください！ (2019年8月28日 22時) (レス) id: c593ad42f9 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - キンプリの一つ一つの行動に、とてもキュンキュンします。これからも更新頑張ってください！ (2019年8月9日 11時) (レス) id: 02af7a1c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに。(プロフ) - #なこさん» なこさん！！こっちにもコメント頂いて本当にありがとうございます…！！とてもうれしいです……！！！そのお言葉を糧にがんばります！、！ (2019年8月1日 0時) (レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷに。 | 作成日時：2019年7月16日 21時
