橙の君Ⅱ【東海オンエア】 (ページ3)

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＊A

・

母「遅いわよ」

「50万あります。
もう2度と近寄らないでください」

母「え、やだ～10万でよかったのに～」

下品な洋服を着て
香水を漂わせながらキャピキャピはしゃぐ
母に不快感を覚える。

「もう2度と顔を見せないでください」

母「嫌よ」

「はぁ？」

母「だって、ここまで大きくしてあげたのは
私よ？わかる？」

ほったらかしだったくせによく言うよ

「だから今までお渡ししたお金で17年分のお金は足りてるはずです。」

母「あなたの前に顔出さないなんてありえないっ、
お金ないと死んじゃうじゃなーい」

臭い香水が私を纏う。

母「私のことを拒否とかしたら、
東海オンエアさんたち、どーなるかしら。」

くやしい。

てつやくんのこと言われると

なにもできないのわかってるくせに。

「あの人たちは、、、関係ないでしょ」

母「あるわよ、あなたはうちの子でしょ？」

「ちがいます。」

母「貸し出し代、彼にもらおうかしら？」

「やめてっ！」

思わず大きな声が出る。

母「あら、彼は？」

視線を向ける横を見ると、

「てつやくん、、、」