REBORN! 冷静な判断を心がけます

＊凪･･･クローム ページ41

僕は水面を見たまま、硬直していた。
骸はクフフと笑いながら近づいてきて、水面にうつる
僕の顔を眺めていた。


どうやら骸は、僕が驚いている理由を幻術がとけたためと
勘違いしているようだ。いや、それもあるけどそれどころじゃない。
なんで？水面にうつっているからというわけでもなさそうだ。


骸「まあ、精神世界では、よほど強力な術師でない限り
　 幻術をかけることはできないに等しいですからね･･･」

貴「(あ、そうだったんだ･･･)」


　そういう事にしておいてください！by作者((殴


もう、精神世界だからかもな。蒼眼なのは。そういう事にしておこう。
諦めた表情を見て骸はまた勘違いしてるかな。もう、幻術のことについて
話す気になったと思っていることだろう。


骸「貴方はどうして幻術をかけて男装してるんですか？」

貴「(ほら来た･･･)え、いや･･･何となく･･･？言うほどの理由ではないですね･･･」

骸「クフフ･･･まあそんなことだろうと思っていましたがね･･･」


じゃあ聞くな！と言いたかったがこらえて、今度は僕が
質問することにした。


貴「骸さん、興味あるって、なんですか？男装していた理由とか･･･？」

骸「いえ･･･ただ、貴方は経験を積んだ術師ではないように見えたのに、
　 僕が一瞬だけとはいえ幻覚だと見抜けなかったものですから･･･」

骸「それに加え、その幻覚を一日中かけていられるときた･･･
　 これには、少し興味をそそられましたね」

貴「え、そうでしたか･･･」


なんで、一日中かけていたこと知ってるんだ･･･stkか･･･
まあ･･･骸だしいいか。レヴィとかだったら無表情で巡らすとこだった。


骸「そうだ･･･貴方、さっきの見ていましたよね？」

貴「え、あ･･はい」

骸「丁度いいです。貴方なら信用できる気がする･･･
　 あの子は凪といいます。後にクロームと名乗りますが･･･
　 あの子は友達がいないのです。どうか、凪の友達になってくれませんか？」


骸おかんだ。クロームの実の母よりおかんだ。


貴「･･･いいんですか？なら、是非なりたいです！」

骸「そう言ってくださると、助かります。凪は黒曜ランドにいます。
　 犬と千種もいますが、大丈夫でしょう。話は通しておきます」

貴「そうですか･･･わかりました。」


すると、僕の体が消えていく。あれっ、もう終わり？


骸「時間のようですね･･･では、また会いましょう」


次数が!!((蹴

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