年上の幼馴染み(赤葦京治) (ページ9)

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幼馴染み7 ページ9

「あれ、怒ってる…」

赤「怒ってません、すいません、宿題やりにいってきます」

リビングからでて、部屋にいく

赤「…はぁ…」

怒ってはない

怒ってはないはずなんだけど…

いままで騙されてたってことだし

腹立つなぁ…！

「京治君…怒らせちゃったかなぁ…？」

ちょっとふざけすぎたかな

仕方ないじゃない、久しぶりで嬉しかったんだから

それに話すのも楽しいし…

さっきのは、うん、なかったことにしよう

「私もやろう」

夜10時にて

「ね、眠い…」

赤「Aさん？」

「…！京治君、どうしたの」

赤「水分補給に来ただけです」

「そ、そっかぁ…」

暫しの沈黙

「あ、あのね…」

赤「何ですか」

「さ、さっきはごめんね…私久しぶり会えて有頂天になっててさ…ふざけすぎててさ…怒らせちゃってたらごめんね…」

上目使いで謝ってくる

まぁ、身長的にそうなるけど

赤「…」

手をAさんの頭にのせる

「…！」

赤「別に、いいです、終わったことなんで」

「じゃあ、許してくれるの…？」

赤「確かに少しイラってしてましたけど…怒ってた訳じゃないので」

「…！よかったぁ…」

Aさんは嬉しそうに笑った

赤「…なんか見ますか」

「テレビみよう！」

ソファに座り、つける

「…映画やってるー」

赤「そうですね」

こっちをみてにっこりと笑うAさん

赤「なんですか？」

そっちを向き、きく

「ううん、何でもない、なんか懐かしいなって！昔もよく二人で見てたからさ…」