幼馴染み5 ページ7
Aさんはしばらく俺を見つめ、何かを思い付いたのか、ポンッと手をうった
そして、ニヤニヤし始める
下らないことでも考えたんだろう
本当に下らなかったら叩こう←
「京治君、京治君」
赤「なんですか、下らないことだったら叩きますからね」
「え、ちょ、ひどい。下らなかったら叩くって」
赤「それで、なんですか」
「あ、ねぇ、スルー？まぁ、いいか」
いちいちめんどくさい
「彼女、いらない？」
赤「だから、さっきも言ったじゃ…」
「彼女に私どうです？」
赤「…はっ？」
「えっ？」
な、なにいってんだこの人…
赤「いや、えっと…はっ？彼女に私？何いってるんですか？いや、まって…どういうこと」
「やばい面白い。冗談だよ〜！もうそんなに焦らないでよね」
クスクスと笑うAさん
イラっとしたので両手でAさんのほっぺをつかみ、引っ張る
「い、いひゃいひゃいひゃい！！ごめんなひゃい…」
離す
赤「そんなこともう言わないでくださいね？さっきより引っ張りますよ」
「悪かったって…」
赤「はぁ…」
「またため息だ」
赤「アンタのせいですから」
「デスヨネ…」
Aさんはノリがいいのは変わってない
夜7時30分にて
ソファに座ると、隣に座っていたAさんが
「京治君、京治君！」
ポンポンと太ももを叩いている
「膝枕したげるよ？くる？くる？」
赤「アンタ、なにしたいんですか」
「あれ、男子高校生ってこういうの喜ぶんじゃ？」
赤「人それぞれですけど」
「えー！？じゃあ、何すれば喜ぶんだろ…」
赤「…」
また何か思い付いたんだろう
変なところで頭の回転いいなこの人←
「じゃあ、こうすればいいんだ！」
えいっといって抱きついてくる
赤「！？」
柔らかい何かが何回も腕に当たる
赤「ちょ、やめてください！」
「あ、嬉しい？嬉しいんだ？いや、違うな…照れてる？…ほれほれ〜、柔らかいだろ〜？」
この人分かっててやってた…！
赤「いい加減にしてください…！」
引き剥がす
「あん、もう少しやりたかったのにぃ〜」
赤「アンタ、そんなことして楽しいですか」
「さぁ？どっちだと思う？」
赤「…アンタ、俺のことなめてませんか？年下だからって」
「なんのこと？」
赤「年下だとしても…俺だって男ですよ？」
肩を押し、倒す
そして腕をつかみ、押さえつける
「！？」
赤「力じゃ、勝てないでしょう？」
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作者名：ふぁいなる☆マジック | 作成日時：2016年9月16日 23時
