幼馴染み19 ページ23
「…にしても…」
赤「…」
「いやー、私って女なんだなって」
赤「は？」
「昔と比べるとさ、かなりね…」
お互いソファに座る
「…京治君、ズバリ年上？年下？」
赤「はい？」
「年上か年下の彼女、どっちがいい？」
赤「それは…」
「どっち！」
赤「…そうですね、年下だと頼ってもらいたいと思うのが普通に男子の考えですよね」
「…うん？」
赤「年上だったら頼りたいとか、甘えたいとかと考えるのがまた普通のことですし…同じ年だったらまぁ、お互い色々とできますからね」
「うん？」
赤「俺は、年下年上とか関係ないですね。好きになったから。それに限りますかね」
「…なんか、ごめん、聞いてごめん…イケメンごめん、」
赤「最後要らなくないですか」
「うぅ、大人になった…」
赤「強いて言えば、幼馴染みがいいですかね」
「…？！」
赤「話しやすいですし、それに…お互いに色々と知ってますからね。性格とか色々」
「…そ、そそそう？！そうか！そうなんだね！」
赤「…すいません、俺風呂入ってきます」
「あ、うん、分かった」
「ふんふふーん…おや？スガ君から電話？」
「もしもしー？スガくんどうしたのー？」
菅「！A先輩お久しぶりです！あ、いや…今度強化合宿で東京行くんですが…」
「知ってるよ！幼馴染みが梟谷のセッターだからさ！色々知ってる」
菅「そうなんですか？！じゃあ、楽しみにしてます」
「？何かあったんじゃないの？」
菅「！いや…声が久しぶりに聞きたくなっただけなんで…話せてよかったです。それじゃあ…」
「うん、またね！」
赤「誰と話してたんですか」
「！京治君、えっとね烏野の後輩」
赤「菅くんとかいってましたけど？」
「そう、スガ君！セッターだよ！」
赤「…へぇ…セッター…」
「…？」
赤「…いえ、何でもないので」
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作者名：ふぁいなる☆マジック | 作成日時：2016年9月16日 23時
