幼馴染み18 ページ22
カタカタ震え始めるA
「…な、ななっ！？」
赤「何、怯えてるの？」
「お、怯えてないよ！？いや…なんかごめん！とりあえずごめん！何かしたなら謝る…！」
赤「今更遅い」
「…！？な、何すれば許してもらえる？というか私何した！？」
赤「誘ってきた本人が何言ってんの？朝からあんなこと言って…」
「や、あれはからかいのつもりぃ…！」
赤「俺だって、男なんだけど…」
「な、何すれば許してもらえる？」
赤「大人しく…襲われてください」
「！？」
震えがかなり小刻みになる
赤「緊張してる？」
「こいつ、色気ヤバいな！！なんだよっ！高校生の癖にぃぃぃぃ！」
赤「…」
顔を首もとによせる赤葦
上がりたてのため、シャンプーの香りがはっきりと分かる
微かに濡れている首もと
赤「…」
ゆっくりと離れる
きっと、正気に戻った←
赤「…すいません…」
急に顔を赤くする赤葦
赤(何やってんだ俺…！)
「…あ、う？」
キョトンとしている
「…(ニヤリ)」
グイッと引き寄せる
ポフンッ
赤「なっ…なっ…！？」
「お仕置きだこのやろー！こいつめー！」
ぎゅっぎゅっ
何回も抱き締めたり、緩めたりを繰り返す
その度に押し付けられる
赤「離して…！」
「…たまには許そう！そして甘えろ！まだ学生なんだから！」
その笑顔は無邪気だった
赤「…！」
そっと、腕を背中に回す赤葦
赤「…どう責任とるつもりですか」
「さぁ？でも、いつでも甘えなよ？」
赤「我慢、できなくなるかも知れませんよ？」
「そのときはそのときはだっ…！」
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作者名：ふぁいなる☆マジック | 作成日時：2016年9月16日 23時
