婚約者17 ページ17
「何って…この子と話していたんだよ」
「ふーん、警察呼んだ方がいいやつ?」
「呼ばないでおくれ!別に誘拐でも何でもないよ。この子は悟の
『そうです。すぐるくんはわるくありません!』
これはかんちがいをされているのでは?とおもった私はゆうかいぎわくをかけられたすぐるくんをかばってまえにでる。
びじんさんは私をじっとみて、しゃがむ。
「五条の、ねぇ…」
『えっと…?』
「君、名前なんて言うの?」
『よ…A、です』
とわれるままにこたえると、びじんさんは「へぇー」とほほえんでじこしょうかいをする。
「私は家入硝子。五条と夏油の同級生。しょーこでいいよ」
『…じゃあしょーこちゃん』
「うん。…夏油、この子メッチャ可愛いな」
「そうだよね。悟の親戚とは思えない」
すぐるくんはいみしんなえみをうかべてそういった。
…なんだかみすかされてるみたいだわ、とおもっているとしょーこちゃんが私の頭をなでなで。
「あー癒される」
『あたまなでるだけで?』
「うん」
よくわからないけど、しょーこちゃんうれしそうだからいい、のかな?
つられて私もえがおになっていると、すぐるくんがちかづいてきて私の頭をなでようとした。
しかししょーこちゃんにそのてをはらわれて、いっぽあとずさる。
しょーこちゃんは私のからだにうでをまわして、ぎゅっとだきよせる。
「酷いじゃないか、硝子」
「酷くない。この子に触るな、変態前髪クズ野郎」
「…」
しょーこちゃん、いいすぎじゃない…?
すぐるくんがこうちょくしてしまっている。私がどうすればいいかわからずあわあわとしていると、ガラッとドアが開いた。
「おい、お前ら何してんだよ」
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AО777 - コメントありがとうございます!『五条悟の幼妻は離婚したい』と設定は似ているのですが、当作品はほのぼのあまーい感じを目標に書いているのでそう言っていただけて嬉しい限りです…!どうぞ当作品も宜しくお願い致しますっ…! (2月9日 6時) (レス) id: e34a889bc1 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 夢主ちゃんと五条くん…可愛いカップル♡『五条悟の幼妻は離婚したい』とは…また違ったカンジで、すごくいいです!続きを楽しみに、お待ちしております!(⑉ᐢᵕᐢ⑉) (2月8日 20時) (レス) @page11 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AO777 | 作成日時:2024年2月3日 15時