貴方と私の物語

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〜会議〜

玄「えー今日は、最後に一つ重要なお知らせがある」
　「知ってる者もいるかもしれんが{情報歴史資料館｝の理事長である野辺山宗八氏が亡くなった」

え？

マジで！？

大変なことになるじゃん

玄「これにより資料館は閉館になるそうだ、所蔵されている資料の今後の処置は今のところ不明、我々のとっても重要な意味を持つ一件だ…気に留めておいてくれ」

郁ちゃんが隣でうなってる

もしかして…

情報歴史資料館がわからないとか？

ありそう…

私の予想は見事的中していて、

堂上教官が怒りながら説明をしていた



そしてまた数日後の会議…

この会議で大騒動になるとはだれも思ってもみなかった

玄「情報歴史資料館の所蔵する全資料を我々が引き取ることになった」
　「野辺山氏の告別式が資料館の閉館日となっており、所蔵品の受け渡しもその日に行う…わかるな」
　「引取りの最良化特務機関及び賛同隊の妨害が予想されるため図書特殊部隊総力を挙げてあたるぞー！」
皆「はいっ！！！」

玄「なお、笠原一士と合田一士はこの作戦には不参加、当日は告別式に参列する稲嶺司令の警護に当たれ」
貴「はいっ！」
玄「以上、解散！」

あれ？

おかしくない？

私が外されるのはわかるけど、

どうして私よりも強くて頼りになる郁ちゃんが外されるの？


郁「どういうことですか！？」
貴「堂上教官の采配ですよね、私はともかく、郁ちゃんが外されるのはおかしいと思います！」
　「私は小柄だから役に立たないかもしれないけど、郁ちゃんは違うと思います！」
堂「適性を考えた結果だ」
郁「納得できません！」
小「まあまあ笠原さん」
　「笠原さん、まだ要人警護の経験ないだろう？この機会に…」
郁「経験がないのは手塚だって同じです！」
　「それのあたしたちが行かなくても防衛部の人員で司令の警護には足りてますよね！？」
郁「きちんと説明してください、特殊部隊が総力を挙げて取り組む作戦からあたしたち二人が外された理由を」
貴「私は役立たずだからどうでもいいけど、郁ちゃんが外されるのは不公平です！きちんと説明してあげてください！」
堂「そうだな…ごまかしはなしだ、手塚と比べて戦力にならない、だから外した」
　「何か文句は？」

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