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『隠し事なんだろう…。』
祥太さんの部屋でシャワーを浴びながら考える。
下着は持ってきたのに自分の部屋に部屋着置いてきちゃったから今日はバスローブ。
髪を乾かしてベッドへ行くと祥太さんはベッドボードに寄りかかりて本を読んでいた。
祥太さんに向き合うようにちょこんとベッドの上に座った。
本を閉じてベッド横のラックに置いた。
「どうしたの？」
『………。』
祥太さんの足を跨いで座る。
そして寄りかかるように抱きついた。
「どうしたの？」
『なんでもないよ…？くっつきたいだけ…。』
「そっか…」
『………。』
やっぱりアイドルなんだ。
コンサートや舞台を見るたびに毎回祥太さんだけじゃなくてみんなキラキラしてるなぁ。と思う。
やっぱり住む世界が違うと思うこともある…。
勝手に溢れだした涙。
泣こうと思ってないのに…。
そっと頭を撫でてくれる。
「不安になっちゃった？」
『………。』
こくんと頷く。
「大丈夫だよ。」
そう言って髪をぐちゃぐちゃってされた。
『うん…。』
「なにが心配…？」
『住む世界が違うんじゃないかって…。』
そう言うと祥太さんは大爆笑。
「違うわけないじゃん！俺だってはっしーだってAだって一緒だよ！」
『うん』
「そろそろ寝よう」
祥太さんに膝の上から下ろされた。
ベッドに入り祥太さんの方を向くと目があった。
『思い出すなぁ…。』
「なにが？」
『一時期バカみたいに祥太さんの寝顔眺めてた。』
「なにそれ。」
『すれ違いの生活してたときとか…。』
「そうだったんだ。じつは俺も見てた！」
『そうなの？』
「うん。ほら、寝よう。」
翌朝
目が覚めると隣に祥太さんが居なかった。
その代わりにシャワーの音が聞こえる。
そして、
あれ？なんで？なんでキスマークあるのー！！！
なんで？
昨日はなにもせずに寝た…よ…？？？
「おはよう。起きた？なに慌ててるの？」
祥太さんが部屋着で来た。そしてベッドに座った。
『なにかした？』
「昨日はなにもしてないよ。」
『昨日はって…。今日はしたの？』
「今日は…。」
そう言って私の着ているバスローブの襟元をペラッと捲った。
「これつけた。だって凄くはだけてたから。」
『………。』
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★Ally★(プロフ) - 滝沢くんの場所が錦織さんになってます (2018年2月10日 17時) (
レス) id: ced09a4e69 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - この作品とは別に、リクエストとか出来ますか？郁人くんと祥太くんの執事との三角関係のラブストーリーなどが読んでみたいです。よろしくお願いいたします。 (2018年2月9日 7時) (レス) id: b4e2f9f02b (このIDを非表示/違反報告)
妙子の娘(プロフ) - 連日更新ありがとうございます。毎日楽しみにしています。主人公ちゃんに幸せになってもらいたいです。とっつーの男らしさもほんとに最高です。 (2018年1月30日 14時) (レス) id: 2a76e5fdd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：197561549 | 作成日時：2018年1月26日 0時
