年下彼女 1 (ページ42)

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『もしもし』

「A？終わったよ。今どこにいる？」

『ホテルのそば歩いてる。』

『じゃあ、ホテル着いたらまた連絡するからAもホテル戻って部屋に居て？』

「うん。」

スマホをバッグにしまいホテルに戻り部屋に部屋に入った。
ホテルの部屋から外を眺めているとスマホがなった。

『もしもし』

「ホテル着いたよ。どこにご飯行く？」

『共演者さんとご飯じゃなくていいの？』

「いいかなぁ？と思ってるけど…。
　部屋来て。1019」

『分かった。』

荷物と上着を持って1019室へ行く。
エレベーターに乗り10階に着いた。
1019室。深呼吸をしてノックをした。
ガチャリとドアが開いてそこに居たのはスーツの男性。
『すいません…。間違えました！』

？「Aさんですか？」

『はい』

？「どうぞ。」
そう言って招き入れてくれた。

「A。初めてだったよね？」

『うん』

？「A.B.C-Zのマネージャーをしています。
　宮野と申します。」
スーツの胸ポケットから名刺ケースを出し名刺を
渡された。

『はじめまして。AAと申します。
　戸塚がいつもお世話になっております。』

宮野「いえ、まぁ仕事ですから。」
そう言って宮野さんは苦笑いした。

宮野「じゃあ、部屋に戻るね。二人でごゆっくり」
そう言って宮野さんは部屋を出ていった。

『祥太さん♡』
ぎゅっと抱きついた。

「………。」
なにも言わずにそっと頭を撫でてくれる。

コンコン、コンコン。
部屋のドアをノックする音が聞こえた。
『宮野さんかな？』

「さぁ？」
祥太さんはドアを開けた。
女の子と話している…？
そっと覗くと来ていたのは共演者のRIKAだった。
祥太さんをご飯に誘っている様子。
まだかな…？ベッドに座り待つ。

『！？！？』

RIKA「行きましょうよ！準備するまで待ってますから！」
そう言いながら部屋に入ってきたRIKA。

『私の方が先なのでお引き取り願えますでしょうか？』

ERIKA「誰？」

「誰でもいいから、部屋戻ってよ！」

ERIKA「もしかして彼女さん？」

『あの、ちょっと二人で話しませんか？』

ERIKA「いいけど…。」

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