年下彼女 1 (ページ33)

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サンドイッチ､スープ、サラダを作っていると
いきなり橋本くんが飛び起きた。
ぼーっとこちらを見ている。

『おはよう！』

橋本「おはよう」
そう言ってリビングを出て廊下へ消えていった。
そしてすぐに戻ってきてキッチンに来た。

自分の家かのように冷蔵庫を開けて炭酸水を飲んでいる｡
橋本「とっつーいいなぁ…。」

『なにが？』

橋本「Aちゃん可愛くて美味しいご飯いつでも
　食べられるじゃん。羨ましい。」

『可愛くないし、ご飯だって普通だよ。』

橋本「なんでとっつーなの？」

『なんでだろうね？』

「おはよう」
寝室から出てきた。

橋本「おはよう！とっつー！！！」
橋本くんは祥太さんの方に行きそのまま飛び付いた。

「うわっ！！！」

『もう少しでご飯できるよ！』

「顔洗ってくるからはっしーはAの手伝いして！」

橋本くんが手伝ってくれてスムーズにテーブルの上に
食事が並んだ。

そしてご飯を食べて洗い物。
その間に二人は着替えてどこへ行くか打ち合わせ中。

橋本「っていうかさぁ、俺邪魔じゃない？」

「『全然』」

橋本「それならいいけど。」

『どこ行くか決まった？』

「浅草とかあの辺。」

3人で私のマンションに行き車に乗り出発。
浅草界隈に着き駐車場に車を停めた。
橋本くんが行きたかったドーナツのお店
抹茶アイスのお店。仲見世を散策。
そしてお昼に有名な天丼屋さんで天丼を食べて橋本くん
とは別れた。

『どうする？』

「Aは行きたいところある？」

『特には…。』

「じゃあ、ドライブしよう！」

『うん。』

車に戻りどの辺りをドライブするか決める。
そして車を出した。

「A、実家帰ったりする？」

『帰っても2日間ぐらい。祥太さんは？』

「何年かぶりに正月に実家帰れるから帰るよ。
　帰るのは3日からにするつもり。」

『じゃあ、祥太さんと同じ日程で帰ろうかな？』

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