検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:40,879 hit

4 ページ4






仕事終わりに本屋に寄りファッション誌を見ていて
周りを見渡すとそこには昼間お店に来た常連さん。

『こんばんは』

「こんばんは」

『夜も会えるなんて…。』

少し恥ずかしくて視線を下に下ろした直後、
目に飛び込んできた雑誌にビックリして目を見開いた。

『えっ?えっ!?』

雑誌の表紙…この人…?
もうよく分からない。
そっくりさん?本人?なに…?

「出ようか…。」
そう言われてコクンと頷き二人で本屋を出た。


着いた先は近くの公園。
二人で並んでベンチに座った。

『あの…さっきの表紙…。』

「あれは…そう……俺。」

『グループ名は?』
バッグの中からスマホを取り出す。

「A.B.C-Z」
グループ名を検索している。

『あった。戸塚祥太
 1986年11月13日誕生日一緒だぁ!!
 1986年ってことは30歳ですか!?
 もっと若いと思ってた…。』

「それはありがとう。キミのこと教えてよ。」

『私ですか!?』

「そう」

『AAです。
 1992年11月13日生まれです。』

「若いなぁ!
 俺、おじさんじゃん!」
なんて笑いながら言う戸塚さん。

『おじさんなんて思いませんよ!誕生日一緒なんて運命感じます。まぁ、こんな子供は恋愛の対象でもなんでもないですよね!!』
と笑って誤魔化す。
そして気が付く恋愛の対象って言っちゃった。
好きなのバレた…?

「子供とは思わないよ。
 ウチのグループのセンターはAさんの1歳下だから。
 Aさんこそ6歳も違う人は恋愛対象外でしょ。」

『私、戸塚さんのこと………/////』





5 戸塚side→←3 戸塚side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
57人がお気に入り
設定タグ:A.B.C-Z , 戸塚祥太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:197561549 | 作成日時:2017年12月16日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。