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祥太さんは普通にケーキを食べようとした。
『あーんして♡』
なんて甘えたことを言ってみた。
「いいよ。はい、あーん♪」
『美味しい♡そして幸せ♡
A.B.C-Zに逢えて、A.B.C-Zの戸塚祥太にあーんして
ケーキ食べさせてもらうなんて去年の誕生日には
想像もできなかったことだよ!!』
「これからはそれなりにメンバーに逢うよ。
ねぇ、俺にもあーんして?」
『うん。あーん♪』
「うまっ!!売ってるやつみたい!」
『美味しいよね!上出来だよ!!』
そして気がつく
「日付け変わっちゃったね」
『うん』
「お風呂入って来ようかな???」
『うん』
祥太さんがお風呂から出るのを待ってお風呂に入った。
お風呂から出てリビングへ行くと祥太さんは居なくて
寝室へ向かった。
祥太さんはベットに入り本を読んでいた。
隣に入り祥太さんのお腹回りに手を回して
胸元に頭をくっつけた。
本を横の棚に置いて頭を撫でてくれる。
「今日はいつもより甘えてくるね。」
『イヤだ?』
「イヤじゃないよ。」
『祥太さんがグアムから帰ってきてずっと一緒に居て
こうやって過ごすのも今日が最後でしょ…?
寂しいなぁって思って…。』
「A、一緒に住もうか。」
『………???』
「嫌ならいいんだ。でも、もし嫌じゃなかったら
一緒に住みたい。」
『いいの?』
「いいよ!」
『マンションどうしたらいい…?』
「任せるよ。」
『じゃあ、借りたままにする。』
「じゃあ、お互いの部屋の合鍵持とうか。」
『うん。………眠くなってきた。』
「寝よう…。」
翌日
昨日祥太さんに渡し忘れたプレゼントを
テーブルの上に置いていつものように仕事へ行く。
夕方、仕事が終わる1時間半ぐらい前
オススメ商品をイラスト付きで書くボードを書いているとひょっこり現れた祥太さん。
そしてまさかの本部のお偉いさんの抜き打ち視察が来た。
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作者名:197561549 | 作成日時:2017年12月16日 8時