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祥太さんの家にお世話になることにした。
『疲れているのにごめんなさい…。
一人で買い物行ってきます。
祥太さんはのんびりしててください！』
「また敬語になってるよ。買い物も一緒に行くよ。
そんなに気を使わないで。」
Aの頭をワシャワシャっと撫でた。
二人で買い物へ行く。
さすがに下着売り場に祥太さんを連れて行くわけにも
行かず察してくれたのか本屋に居るから買い終わったら
連絡して。と言ってくれた。
やっぱり大人の男性ってそういうの察してくれるんだ。
と思いながら下着を何着か購入した。
そして本屋へ行き祥太さんに電話をしようとした時
『………。いた。』
真剣に本を選んでいる祥太さん。
そっと近付いて隣に立つ。
「電話してくれれば良かったのに。」
『いいの。あっこれ読んだ！』
「じゃあ､Aに借りよう。」
このあと二人でスーパーで買い物をして帰宅した。
帰宅すると祥太さんは洗濯をしてその間にお風呂に入った。
夕飯を食べ終えて洗い物を終えてリビングに戻る。
祥太さんは寝ていた。
そっとブランケットをかける。
そしてお風呂に入り出て髪を乾かした。
リビングに戻ると祥太さんは起きていた。
『お風呂借りました。』
「そんなにかしこまらなくていいのに…。
おいで。」
祥太さんにそう言われて近付き腕の中へ。
『グアム楽しかった？』
「楽しかったよ。」
『日焼けしたよね…？』
「したね。でもはっしーの方が日焼けしたはず。」
『橋本くんは焼いてそうだもんね』
「うん。」
『本当に帰ってきてすぐにこんな感じでごめんね？』
「気にしないで。あれは誰も予想できないことだから」
『うん。』
いきなり肩を掴まれて離された。
『………？』
「はい。お土産」
箱を渡された。
『開けて良い？』
「うん」
箱を開けると入っていたのはネックレス。
「付き合い始めたばかりでアクセサリーは
重いかなって思ったんだけど…。」
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作者名：197561549 | 作成日時：2017年12月16日 8時
