年下のお姉さん【シェアハウス】

story 11(side shoki) ページ11

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俺姉さんと萩ちゃんの会話聞いちゃったんだ




翔「萩ちゃ…」



「アンタさぁ…」



慧「俺…」



「アンタの彼女はさ…！」









　









　









　









　









　






　









「謙太郎なんじゃないの！？」



慧「え？」




「そうでしょ！？皆言ってるよ？『萩谷慧悟の彼女は安井謙太郎(26)』って！」




慧「ん…(笑)」




翔「フフッ(笑)」




いや






笑っちゃうでしょ(笑)あんなに怒ってたのにいきなりアンタの彼女は安井謙太郎だろーって(笑)





慧「そうだよ(笑)、俺の彼女はヤッスー」





「浮気してんの？(笑)」




慧「あとでヤッスーに土下座しなきゃ…(泣)」




「しないとほんと殺されるからねw」




慧「はい(笑)」





「…お遊びはさておき…本当に付き合ってるの？」









　









　





慧「…これ、いつ撮られたのか知ってる？」




「知らない」




慧「去年の秋だよ」




「ふーん」




慧「こないだ別れたばっかなの。俺が忙しくて恋人らしいことしてあげられないし、彼女も気になる人が出来たっていうから」





「本当に？」





慧「本当だよ。神に誓える」




「そう」





慧「…でも撮られるとやっぱりテンション下がるわ…」





「そうだろうね」




慧「ごめん。もう出てって、姉さん。本当ごめん」




「…うん」




何が起きた？





いきなりテンション下がったよ？






もしかしてテンション下がる前ってパギヤだった？





「じゃあ」





慧「…」




このことは誰にも言わない方が良いよね。

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