教えてよ、俺に。【としみつ】 (ページ2)

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02.恋愛はしてる。ページ2

もちろんお互いに意識しているわけもなく、彼氏や彼女が居たりもした。

としみつに関しては、童○のイメージなんかはなくなってしまうほど、女の子を連れ帰って遊んだり、最近の様子はちょっと好かない。

私がそれを言うと、お前に関係ない。とケンカになってしまう。

虫「今日の撮影は終わりだ！晩御飯じゃんけーん！」

て「Aも手だけ参加ね。」

私は顔はうつさないが、東海オンエアの裏方としてはファンからも公認だった。

東海メンバーが夫婦なんて茶化すから、ファンの中では私の存在を嫌う人ももちろんいた。

最近の動画で、私が発言した事がウケていたりすると、キャラ最高！なんて、少しずつ認められてきた感じもする。

ジャンケンポーン。

今日は当たりの日で、みんなで焼肉になった。

久しぶりだし、飲もうか。とみんなでお酒を飲むことに。

ゆ「うめぇー！」

「ゆめまる、ジョッキ似合いすぎ！」

虫「っていうAも割りと似合うよ？」

「東海オンエアと行く時しか飲まないもん。私は。」

て「今日はとことん飲もう！」

私は昔からお酒は強い方で、結構飲んでも、意識はしっかりあるタイプだった。

また今日もとしみつは飲んで飲んで「彼女欲しい～」なんて連呼してて、そんなとしみつはみんなの暗黙の了解で、私が連れて帰ることになっている。

「おじさん、ここで大丈夫です！」

とタクシーのおじちゃんに伝え、代金を払う。

足取りはしっかりしているが、気分が良くなっているとしみつの腕を掴んで、タクシーから降りる。

いつも家の前から少し離れて降りることにしている。家がバレないように。

と「はぁー。楽しかったー。ねぇー？Aちゃーん」

「ねぇ、ちゃんと歩いてよ？」

そんなとしみつが、フラッとなり、おいおい大丈夫かよ。なんて心で思ったと同時に、フワッと香るとしみつの柔軟剤の良い匂いに、少しキュンとする。

「ついたよ。」

家の中にいれて、としみつにスウェットを渡す。
これ着て！お風呂は朝にして！と言って、ベッドまで連れて行く。

グイッと手を引っ張られて、
と「A、一緒に寝よ。」なんて言うから、幼馴染ってなんか嫌だ。

「はいはい、寝るまでいまーす」

そんな風に言って2人でベッドに入る。

「はっ…」

気がつけば朝が来てしまう。
まぁこんなのも、日常茶飯事だったりする。