不器用な俺を許して…2

臣side ページ4

ー社内ではちょっと距離を置く方が
いいかも知れないね！汗





と言ったAの顔は引き攣ってた…､


それに隆二も気付いたのか､


何かを聞こうとしたら､あいつが話を遮った…､





『あっ､先輩！』



敬「なに？笑」



『さっきの意味は？』



敬「え？」



『彼女さん､好きじゃないんですか？』



敬「あぁ笑
なんか違えんだよなぁー､」



『え？』



敬「やっぱりお前みたいな純粋な奴が1番いい！
顔､肩書き…そんなんで寄ってくる奴じゃねぇからさ！お前は！」





〜貴女side〜



先輩はすっごく寂しそうな顔をしてた…､





『顔はいいですからねぇー！笑』



敬「お前なぁー！汗」



『嘘ですよ！
チャラいですけど！』



敬「チャラい､チャラい言うなよ！」



『だって､第一印象がねぇ笑
でも､先輩のそのチャラさに助けてもらったし､
先輩はチャラくていいと思う笑』



敬「A､
臣の前で悪いけどさぁー､
1つ聞いていい？」



臣「え？」



『なんですか？』



敬「なんで､俺はあの時振られたの？」



臣隆「……」



『それは…好き「それは聞いた」っ､』







なにか知ってるの…汗






『じゃあ､なんで聞く「聞いたんだ」え？』



敬「同窓会でさ！」



『ちょっと意味が…汗』



敬「……嫌がらせ､って言ったら分かるか？」



『っ!!』



臣「……え？」



隆「……っ､」








最悪…､


ずーっと隠してきたのに…､





だからかぁー､


臣さんに釘を刺すように言ったのは…､







『ははっ…バレちゃってたんですね！汗』



敬「A？」



『でも､それが原因じゃないから！
気にしなくて「なるよ…汗」え？』



敬「自分の彼女が嫌がらせされてたって知って､
気にしない奴なんて居ねぇだろ？」



『っ､』



敬「学年が違うから､気付いてやれなかった､
ごめんな？汗」



『もう10年近く前の事だし､いいです笑』



敬「A…」



『確かに､その時はなんで私なんだろうとか､
色々思ってましたけど､
さっきの先輩の言葉聞いて納得したし､
罪悪感とか感じなくていいですよ！笑』







ー顔､肩書きだけで寄ってくるような奴







『私は先輩の顔で好きになって､付き合ったんじゃないんで！笑』



敬「知ってるよ！笑」



『ふふっ笑､ならいいです！』



隆「大野にはイケメンは関係ないんだっけ？笑」



『はいっ笑』






私はちゃんと先輩の中身を知って…､


好きになった…､

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