不器用な俺を許して…2

臣side ページ17

岩田の話を聞いて…､


隆二もさすがにそれは知らなかったみたいで…､


眉間にシワを寄せてた…､






『優し過ぎ…なのかもね､汗』



隆「それ､前の課長は？」



『知ってるよ笑』



臣隆岩「え？」



『たまに缶コーヒー置いてあったり､
昼休憩戻って来たら､仕事減ってたりしたから､
こっそり手伝ってくれてたんだと思うよ笑』



隆「社員には？」



『注意してたのかとかは分かんない､
けど､あの人達に回す仕事は減らしてたよ？
ボーナス減ったとか言ってたし！』



隆「なるほどな」



『隆二さんは来てまだそんな経ってないし､
分かんないから､仕事回してくるから､
鬼だって言われちゃってるだけ！笑』



臣「そういう事か､」



『そういう事！
だから､私は別に厳しいとか思わないよ？笑
怒ったら､前の課長より怖いぐらいかな？』



臣「ふはっ笑」


岩「確かに笑」


隆「なんだそれ…汗」





〜♪〜♪



『あっ､私だ､ごめん汗………はい？』





Aはスゲー優しい声で電話に出た…､





『うんっ､合ってるよ！』

『もうちょっとしたら､戻るから､
それまで頭に入れといてね！』

『分かったよ！早めに戻るから！』





と電話を切った…､






臣「誰？」



『新人の子！
社長から呼び出しがあったので､
1人で勉強させて来たの！』



臣「てか､なんで番号教えてんだよ！汗」



『じゃなきゃ､連絡取れないでしょ？
社長室行くなんて言えないし！汗』



臣「だからって簡単に教えんなよ…汗」



『いい子そうだし､何にも無いから！』








そういう問題じゃねぇんだよ…汗


分かれよな…､








隆「もう懐かれてんのな！」





はぁ？汗





『んまぁ汗
岩ちゃんより強烈かもね…笑』



岩「マジっすか？汗」



『うん汗
なんて言うか…､
壱馬くんとの距離感が掴めないんだよね…､』








てか､名前で呼んでんのかよ…汗








『でもまぁ…いい子だし､可愛い子だよ？笑』



臣「………やっぱり寿退社『しない！』
なんでだよ！」



『んもぉ､何回も同じ事言わさないで！汗』



臣「じゃあ､岩田みたいに絶対に惚れられんなよ」



『えっ？汗』



隆「はははっ笑
んな事､大野に言ったって無理だろ？笑」



岩「ほんとっすよ…汗」



臣「惚れられたら､寿退社しろ！」



『っ､ほんと自分勝手なんだから!!!!』






とAは社長室を出て行った…､






しゃーねぇじゃん…


俺のなんだから…

18→←16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す