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JK「かえろ」


「ちょっと待って」




筆箱…と、携帯もポーチもしまったし
忘れ物ないよね


JK「Aってどうしてそんな心配性なの?」




「んー、お母さんの遺伝かなあ」



JK「そういや今どこにいるの?」




「ロンドンだよ」




YG「お前らはよ帰れ
あとで行くからよ」


あ、ユンギ先生

入学した頃は真っ黒だった彼の髪は

月を跨ぐごとに薄く色付いていって

今はもう、金髪に近いような。


アウトじゃないかと思うくらいに派手になってる



JK「ヒョン、Aに手出さないでね」


まん丸の目を意味ありげに細めたグクに
ユンギ先生は一瞬ぽかんと口を開けていて。




YG「…あほか。さっさと帰れ」





べし、と冊子でグクの頭を叩いて教室をでていった





「グク、冗談きつーい」



JK「手出されちゃやでしょ?文句言わないで」








…ユンギ先生なんて、私は眼中にも無さそうだけど









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作者名:toryukina | 作成日時:2020年9月28日 17時

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