青の君【東海オンエア】

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＊A


「あの！！」


お店を出てから彼を引き止める


り「あぁー、ごめんごめん！」


「なんであんなこと。。」


り「あー、、、嫌そうだったから？」


「え？」


り「あれ？違った？？帰りたそうにしてたし、、
違ったらほんとごめん！！」


当たってる、、、。


「ふふっ、正解です！
抜けたいと思ってました笑

連れ出してくれてありがとうございました」


り「そ？よかった。
あ、送るよ、夜1人で帰らせれないし。」


「いや、いいですよ！連れ出してくれただけでも
ありがたいです！ありがとうございました！」


り「いーの、女の子でしょ、
甘えときなよ！」


「でも、、、」


り「あ、でもそうか、怖いよね？
ごめんごめん。タクシー捕まえようか？？」


「いやいやいや！怖くもないですけど、、、
悪いです！！」


り「悪くない悪くない！
車こっちだから！」


前を歩く彼についていく。


どうして私の気持ち、わかったんだろう、、、


気遣いもしてくれるし、

連れ出してくれて本当によかった。


スマホのバイブが鳴る。


きっとあの子だろう。


車に乗り込み家まで送ってもらう。


「ここです！ありがとうございました、
本当に助かりました」


り「いいえ！
あ、まって、名前！」


「丸川Aです！」


り「俺、福尾りょう。
LINEも教えてくれん？」


LINEを交換する。


じゃ、また。と去って行った彼の車を眺める。


素敵な人だ。。

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