『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀魂 】２

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「っは、さっさと飲み込めや」



『ッ、先に、言ってください、』



　どうやら【口移しで飲ませろ】の指示があったようだ。先に行ってくれたらあれだけ苦しい思いはしなくて良かったのでは。なんて思いながら体にまとわりつく汗に顔を顰めれば、次は水の張った桶とタオルが出現した。



「…俺が【拭け】だってよ」



『え…、銀時が、？』



「なに、俺じゃ嫌なワケ？」



『そ、ゆわけじゃない、』



　先程から不服そうだった銀時は私の反応にまた唇をとがらせていた。慌てて否定すると、あっそ、とタオルを水に染み込ませ、絞り、パンっと開いた。



「ほら、脱げよ」



『…えっ、！？』



「はいばんざーい」




　服を下から普通に上げられ脱がされる。慌てて胸元を両手で隠すと？銀時は私の後ろに回って背中を吹き始めた。ひんやりしているタオルに汗が拭い取られる。



　背中を拭き終わると腕を持ち上げ、肌を滑り、横腹へと下がって肋骨当たりを撫でる。くすぐったくて少し声が出そうになるのを堪えてされるがままになっていた。目線に困って土方さんを見ればものすごく顔を逸らしている。なんだお前。



『…ありがと、もう大丈ッひぁっ』



「！？、おいッ」



　つぅ、と銀時の指が背中を滑り、驚きで声を上げる。慌てて振り返るとまじまじ私の肌を見つめている銀時。土方さんは声を荒らげながらもやはり顔を逸らしていた。マジでなんだお前。



「いや、肌白ぇなって、食えそう」



『は、？っうぁッ』



　かぷり、と首筋に噛みつかれ、何度も角度を変えながら甘噛みされる。くすぐったいのと別の感覚で盛れる声。コッチは病人なんですけど。と本日二回目の言葉を思い浮かべた。



　銀時の胸を押しても、弱っている力ではなんの効果もなく、困っていると、流石に土方さんが銀時にドロップキックを入れ、少し離れたところに吹っ飛んで行った。



「てめぇは病人になに盛ってんだ！！」



「っは！つい、」



『…覚えとけよ』




・

何が際どいのか、激甘なのか、ギャグなのか分からなくなってきた(混乱)

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