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隊士を迎え入れ治療を行いひと段落ついたのは夜明けだった。
伊黒さんが生きているのか私にはわからなかったから、隊士が眠っている部屋を一つずつ確認したけど彼何処にも居なかった。
「何処？何処にいるの？ねぇ！」
伊黒さんの鎹鴉が私の元にやって来た。
そして伊黒さんが亡くなったこと、最期はどんな状態だったかを教えてくれた。泣きそうになった。しのぶ様が亡くなったとわかった時には泣かなかった癖によく泣けるもんだと自分でも思った。
伊黒さんの鎹鴉は私に手紙を渡してくれた。
伊黒さんが書いた手紙だった。
�猯�啓久世A殿
最後に話した時少し強い口調で言ってしまいすまなかった。胡蝶から久世が今精神的に苦しい状況にいると言われてわかっていたはずなのに本当にすまない。この手紙が届いた時俺は多分死んだのだろう。お前は必ず寿命で死ぬまで生きていろ。そうすればきっとこれから好きになる人や楽しい事が沢山ある。そして自分の子供に見送られながらこっちに来い。その時は頑張って生きたお前を褒めてやる
匆々伊黒小芭内��
「伊黒さん…駄目だよ。伊黒さんがに褒めて貰える資格私にはないですよ……」
私は伊黒さんに褒めて貰える資格なんてない。だから死のう。でも今はみんな沢山の人が亡くなった後で辛いと思うからもう少し後にみんなのきもちが楽になった時、蝶屋敷を出て死のう。そうしたら私が死んだなんて誰も分からないよね。
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美桜 - でもみつりは嫌いではなく伊黒と一緒で両片思いが嫌なんです。私は推しの幸せを願えません。推しが好きすぎて相手キャラに嫉妬しまくってしまいます。長文失礼しました。 (2022年1月31日 11時) (
レス) id: e831a8d291 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 初めまして。ずっと話読んでいました。私もおばみつ好きではありませんので気持ち判ります。伊黒推しの人でおばみつ好きな人多いですよね。おばみつ嫌いな人少なくて共感してくれる人がいなくて１人でイライラしていました。完結お疲れ様です。 (2022年1月31日 11時) (レス) id: e831a8d291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腐女子なとろろこんぶ | 作成日時：2021年11月28日 20時
