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伊黒さんへの気持ちが吹っ切れないまま感情が無くなったような日々を過ごしていた。
しのぶ様が産屋敷邸に向かうと言われ、今から無惨と戦うのだろうなと思っていると、
アオイさん達が『無事に帰って来てください。此処で待っています。』そう言っていた。自分も何か言おうと思ったけど、泣いたあの日から一言も声を出していなかった。
喉がかさついて言葉になんてなるわけなかった。それでもしのぶ様は笑って『必ず帰って来ます。A、アオイ、きよ、なほ、すみ。だからそんな悲しそうな顔しないで。行ってきます。』そう言って出て行って行かれた。
その日はみんなでカナエ様のお仏壇に手を合わせながらしのぶ様様や他の隊士の無事を願っていた。
夜が明け鎹鴉がどうなったのかを伝えにきてくれた。無惨は死んだ。今から生きている隊士だけを蝶屋敷に運ぶから準備をして待っていてほしいとのことだった。
亡くなってしまった隊士は隠の方で火葬、埋葬するそうだ。
誰が亡くなって誰が生きているかその鎹鴉は伝えてくれなかった。
遅れてしのぶ様の鎹鴉が帰ってきた。
しのぶ様は上弦の弐と格闘の末吸収されてしまったらしい。カナヲさんは無事だと伝えてくれた。
みんな泣きながら隊士を迎え入れる準備をしていた。涙は出なかった。
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美桜 - でもみつりは嫌いではなく伊黒と一緒で両片思いが嫌なんです。私は推しの幸せを願えません。推しが好きすぎて相手キャラに嫉妬しまくってしまいます。長文失礼しました。 (2022年1月31日 11時) (レス) id: e831a8d291 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 初めまして。ずっと話読んでいました。私もおばみつ好きではありませんので気持ち判ります。伊黒推しの人でおばみつ好きな人多いですよね。おばみつ嫌いな人少なくて共感してくれる人がいなくて1人でイライラしていました。完結お疲れ様です。 (2022年1月31日 11時) (レス) id: e831a8d291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:腐女子なとろろこんぶ | 作成日時:2021年11月28日 20時