体育祭が迫っている時に来た転校生は最強で麗日お茶子の幼馴染でした。 (ページ23)

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体育祭だねぇ⑳ ページ23

麗日ｖｅｒ

三郷ちゃんがついに決勝戦に進出した！！

私の思いも受け取って、爆豪君に勝って、優勝してほしいなぁ…。

《さぁ！！三回戦最後の試合だ！！これで、体育祭の優勝者が決まるぞっ！！！

　誰にでも容赦なしのこの男！！ヒーロー科、爆豪勝己！！
　ｖｓ
　こっちも容赦なしか！？ヒーロー科、妖魔三郷！！

　それじゃあ行くぜ！！レディィィィィィ…START!!》

麗「三郷ちゃん！！頑張って！！」

『先手必勝だねぇ！！霊操シャスティフォル、第五形態、増殖！！』

ドドドドドド！！

《いきなりの不意打ち！！もう、試合は終わったかぁ！？》

爆「はは…。楽しませてくれんじゃねぇか！！槍女ぁ！！」

《なんと！？今の攻撃は当たっていない！！まさか…全部避けたのか！？》

BON！！

『うわっ！！だねぇ！！』

爆「槍女！！お前に聞きたいことがある！」

『何だねぇ？』

爆「もしかして、お前、―――――。

　ヴィランに親、殺されたんじゃねぇのか！？ああん！？」

マズい！！爆豪君、三郷ちゃんを「魔人化」させようと！？

耳「あ！！ちょっとお茶子！どこ行くの！？」

麗「ちょっと用事ができた！！」

今すぐ、怒りを抑えないとっ！！！

『きゅ、急に何だねぇ？』

爆「図星か！お前が来たとき、丸顔がコソッと「怒らせるな」って言ってただろ！？
　それで、気になって調べたら、お前の親が死んでて、ヴィランの話をすると、お前が――――

　

　「魔人化」するからだとなぁ！？あ！？」

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『母さん…。父さん…。起きてよっ！！遊園地に行くって言ったでしょ…。』

母「三郷、お母さん達は三郷の所に必ず戻るから‥。早く、逃げっ…！」

父「そうだ、三郷、ヒーローを…ヒーローを呼んできてくれっ…。」

『そんなこと言ったって…！母さん？父さん？何で、何も喋らないの？起きてよ…起きて…。』

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『…。』

《妖魔――！！急に黙ってどうした―――！？》

ガチャッ！

相「麗日…！」

《あー、あー、爆豪君！！何で三郷ちゃんの記憶を掘り返すようなことをするのっ！！
　もし、三郷ちゃんが魔人化したらっ！！！》

『バクゴウ…コロス…。』

麗「あぁっ！！！」

三郷ちゃんが魔人化した！

　