レボリューションに恋して【東海オンエア】【てつや】 (ページ9)

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9話ページ9

しばらく歩くと大きな交差点に出た。
この交差点車の通行が多いから信号が変わるまで少し時間がかかる

するとAが
『お腹空いたなぁ』
なんてお腹を擦りながら言う。

て「あ、あそこに俺がバイトしてるガストあるけど。」
『てつやの奢りで行こー』
と、青信号になった瞬間Aが走り出す。

て「おいっ俺金ねーんだ！」
俺は笑いながら追いかけ店の中に入る。

＊＊＊

虫眼鏡「いらっしゃいませーってあれてつや」
て「…おおっざわくん！今日ざわくんのシフトか！」
店に入るや否やてつやはざわくん？というちっちゃい人と喋り始めた。

虫「えーっと隣に居るのは？まさか彼女？」
て「ちが『は？んな訳無いですよ！』

と、てつやが反論する前に私は全力で否定した。
こんな奴と一生付き合う訳無いから。

虫「あぁ。だよね！」
そういうとその人はけらけらと笑う。

て「えーとざわくん。前にも話したけどこの人がA。」
前にもって何だ？と思ったけど口には出さないでおく。

虫「え、この子が？へぇ」
なんて言うから見透かされてるみたいで少し嫌だな。ってちょっと思った。

て「でA、このちっちゃい奴がざわくんっていうバイトの先輩。」
『あ、そう。先輩なんだ』
先輩と言われて驚いた。
あまりにも小さいから下手したら年下かと思った。

虫「なんだ！その見下す目は！」
自分が小さいの気にしてるのかな。ツッコミが入ってますます惨めに見える。

『別に見下してなんか無いですよぉ〜てつや君の大切な先輩ですもん』

て「わざとらしっ！」