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6話 ページ6
ラーメンを食べ終わった私達は店から出て帰り道を歩いていた。
りょ「じゃあ俺ととしみつこっちだから」
分かれ道に来るとりょうが言った。
『あーそっかじゃあね〜』
手を振りりょうととしみつと別れる。
ラーメン屋から私の家とてつやの家までは割と遠い。
しばらく無言だった私達だが急に隣を歩いていたてつやが
て「俺凄いこと考えついちゃった」
『何?急に』
するとてつやは立ち止まり
て「驚きすぎて倒れるなよ」
て「飯っていうやつを食わねぇと腹が減るらしいぜ」
『は?』
あまりにもキメ顔で言うので吹き出してしまった。
て「この世の真理だ。驚いただろ?たまたま気づいたんだよさっき」
と、私に指さす。
『はっ…バカみたい。当たり前じゃんそんな事』
て「他にも教えてやろうか?」
『大丈夫でーす』
大丈夫と言ったのにてつやはまた口を開き
て「風邪は引かねぇ方がいいしお湯は熱いし氷は冷てぇんだ」
『そんなの知ってる』
意味の分からないてつやの"この世の真理"というのを聞かされて家に帰った。
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作者名:鳥海 | 作成日時:2018年8月29日 22時