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幸せを運ぶカナリヤ ページ10
そう。生物化学部は部活対抗リレーの大トリ、4レース目を(走りのガチ勢と)やることになってしまったのであった。
しかも部活の数の関係で4レース目は3つの部活しか走らない。真面目に終わった。
* * *
数日後…
本番が来てしまった。
自分がアンカーなんかで本当に良いのかとソワソワしながら競技をやっていたらとうとう部活対抗リレーの競技が始まってしまった。
1レース目は緊張のあまり口を半開きしながら見ていた。
だが俺のなかでふと、
「高校最後のリレーをこんな気持ちでやるのか?」
そんな感情が生まれた。
いやいやダメに決まっている!!!
自分に喝を入れストレッチや、伸びをした。
2レース目の準備が始まった頃、
俺は自分なりに他の部の詮索を始めた。
普通の選手は校庭を一周、アンカーは二週走る。(今知った)
さて、野球部と陸上部のアンカーは誰かな
生物化学部と書かれたハチマキを頭に結び、陸上部の待機場所へ向かった。
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作者名:鳥海 | 作成日時:2018年7月30日 22時