Soldier of Hope 【ALKALOID】

藍良Side ページ29

藍良｢えぇー！！言えてないのォ？！｣





マヨイ｢あ、藍良さん、声が大きいですぅぅぅぅ…｣





藍良｢だって！！なんで言わないの？！｣





マヨさん、あんなにお姫様の事好きで大切にしてるのに





まだ気持ち伝えてなかったんだもん！！！





マヨさんと話してるお姫様見れば、両想いなのはわかりきってるのに！！





一彩｢おはよう！どうしたのかな？｣





藍良｢あ！ヒロくん聞いてよォ！｣





巽｢朝から賑やかですな｣





藍良｢タッツン先輩も！！｣





ヒロくんとタッツン先輩に、事を話した





巽｢おや、それはそれは…｣





一彩｢好きだ！！と伝えてはどうだろうか？｣





藍良｢バカじゃないのォ？！そんなこと言えるのヒロくんだけだから！｣





マヨイ｢え、いや…あの……｣





これはなんとしてでもマヨさんに告白させるしかない！！





でも、何かいい方法は無いのかなァ？





ルシア｢皆様、A様がお呼びですよ｣





え？このタイミングで？





チャンスだよぉぉお！！！！





藍良｢マヨさん、チャンスだよ！！｣





マヨイ｢ひぃ？！いやそんな……うぅ……｣





おれたちは姫様の待つお部屋に向かった





ルシア｢A様、連れてまいりました。入りますよ｣





ドアが開くと、窓際に立ってるお姫様がいた。





やっぱりチョ〜綺麗……らぶぅい！！





A｢来てくださってありがとう。急にごめんなさい｣





巽｢いえ、むしろお招き頂きありがとうございます。本日はどのようなご用件でしょうか？｣





A｢ルシア、持ってきてくれる？｣





ルシアさんからお姫様に小さな薄い箱が渡された。





おれたちの前に来ると、その箱が開かれた





一彩｢これは……！｣





マヨイ｢最上階級のバッジ…？！｣





A｢こういうものは普通お父様から渡されるものだと思うのだけれど……私がどうしても自分から渡したいってお願いしました｣





ルシア｢旦那様も、今回の皆様のご活躍にはこの階級バッジが相応しいと、判断されたのですよ｣





A｢付けてください｣





お姫様たちに言われ、胸元に付けた。





嘘みたい…すごく輝いてるよォ！！





A｢ふふっ……すごくお似合いですよ……それと｣





お姫様がルシアさんの顔を見た





A｢マヨイさん、お話よろしいです？｣





マヨイ｢へっ？！私ですか…？｣





マヨさん、頑張れ！！

マヨイSide→←マヨイSide

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す