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やってきた送迎バスに2人仲良く乗り込むと、
窓に張り付いて変顔する星空と
その横で手を振る飛鳥。
発車した、その後ろ姿を見送った。
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丈「アホやなぁ笑」
───アホちゃうし！
……俺の中で響く和也の声に、
俺はまた笑う。
お前にそっくりなんよ、星空は特に笑
───飛鳥やって、丈くんにそっくりやん
やからあれやんな、
遺伝子偏ってんねんな、多分笑
車まで歩きながら、和也とお喋り。
俺の脳みその中の和也。
俺が作り出した、空想の和也。
丈「……っしょ、と。」
停めていた車の運転席に身を預け
持っていた紙袋を助手席に置いた。
エンジンをかけて目的地までを行く。
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作者名：まつだいら | 作成日時：2022年5月21日 20時
