貴方の綴れに生命の音を 番外編

輝く世界に誓いの言葉を ページ23

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和也くんが高校を卒業した3月


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和也side



和也「丈くんどれにする〜」


丈「俺はええや。」


和也「あか〜ん！ほな俺が選んだる！」



俺の卒業祝いで来た、大阪のテーマパーク。


カチューシャコーナーの前で吟味中。



和也「はいこれ。」


丈「恥ずいって。」



丈くんに渡したのは

青色に目玉の付いたカチューシャ。



嫌がる丈くんの頭に無理やり着ける。



和也「俺のも選んで〜！」



う〜ん、と少し悩んで、


丈くんは目の前にあった恐竜を取った。



丈「これ。」


和也「え〜、可愛ええ〜！」



俺の頭にも同じように着けられる。



丈「ん、似合う。笑」



カチューシャの恐竜ごと

頭をポンポンと撫でられた。



和也「ありがとう笑」



青と緑のカチューシャを持って

丈くんはレジへ向かった。



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