貴方の綴れに生命の音を3

※ ページ45

※



この度は

本作を読んでくださりありがとうございます。


僕の書き物の為に時間をに割いて頂いたこと、

本当に感謝しています。


前作「君が忘れてしまっても。」

に引き続きオメガバース作品でしたが

実はオメガバースの設定の説明を

すっかり忘れていました。笑

すみません。





警察官の丈くんを書きたい欲が暴走して

ひたすら僕の性癖を詰め込んだこんなお話が

完成してしまいました。




たった一人の愛すべき伴侶と

我が子に触れる術を失った夫。



唯一の兄弟、

自慢で憧れの弟を亡くした兄。



進むべき道を開いてくれた

オーナーシェフを失った料理人。



従兄弟をはじめとした人たちが

崩れてしまいそうな、その全てを見てきた

もう1人の料理人。



壊れかけた先輩を

絶対に離さなかった警官。



そこにある青年が現れたことにより

止まっていた世界は再び時を刻み始めた。



そして全てを終えると

青年は泡沫のように消えてしまった。



大橋くんはここに何かを遺した人、

道枝くんはここに遺された人、

2人とも、もう見えない人。


そんなイメージで書きました。




今回は伏線回収

上手くいったのでは無いかと思っています。


実は西畑先生、同期の正門先生と事実婚…

みたいな裏設定はありましたが端折りました。笑



最後に言いたい事といえば、

藤原さんは絶対いいパパになるぞと。


早く刑事ドラマ決まって欲しい。

絶対似合う。絶対かっこいい。




本作を手直ししながら、やっぱり僕は

暗くて重い
オメガバしか書けないんだなと実感しました。


すぐにシリアスに持っていってしまうが故、

読むのが辛いというご意見も度々頂きました。

これに関してはもう、申し開きもございません。


見放さず読んでくださり、

愛してくださり、本当にありがとうございました！





そして、今作を持ちまして

占ツクでの活動は

一旦見切りをつけようと思います。


これからはしっかり、受験生してきます！



また戻って来れたら、

その時はよろしくお願いします。



それでは最後の最後まで、

本当にありがとうございました！



2022年8月12日 まつだいら

※→←142

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す