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「はっくしゅん!」
湯冷めしたかな 早く髪の毛乾かそ。
〈今回の通り魔殺人事件、警察もかなり手を焼いているようです〉
ドライヤーを使いながらテレビを見ると、あの通り魔殺人事件の事が特集されていた。どうやらまだ犯人は捕まっていないみたい
太宰と作之助もこの事件の調査に行ってるし、探偵社も動くなんて、何か裏でもあるのかな。少し心配だけど、あの二人なら大丈夫。
「さてと、」
髪の毛も乾かし終わり、パジャマに着替える。もう夜の二十三時。そろそろ寝ようかな。あ、そうだ。はやとくんから貰ったお花のお水変えをしとこう。ベッドから降りてリビングへ行く
ｶﾞﾁｬｯ
「…………?」
階段を降りていると、玄関の扉が開く音がした。太宰たち帰って来たきたんだ。思ってたより早いな
……………………
でも、それにしては二人の声が聞こえてこない
「太宰、作之助ー?」
真っ暗なリビングに行くと、二人はいない。時計の秒針の音だけが静かに響き渡っていた。
なんだ、気のせいだっ____ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｨ!!
「ーーーｯ!?」
ﾄﾞｻｯ……
え………?
突然首に衝撃が走り 足の力が抜け そのままｶﾞｸｯと床に倒れる
心臓がﾄﾞｸﾄﾞｸと鼓動を立てていて、冷や汗が頬を伝う。どう考えてもまずい状況。
何が起こっているか考えるけど、意思とは裏腹に瞼がすごく重くて、そのまま意識を手放した
___________
No side
ﾊﾟﾁｯ
リビングの電気をつけると、意識を失い倒れている家の家主。その周りを囲む三人の男。
「………よし、探せ」
手分けしてある物を探し始める。しばらく部屋を物色するが目当ての物が見当たらない。
「ちっ……ないな」
「仕方ねぇ、連れてくぞ」
「予定通り、実行だ」
気を失う女を抱え、彼らは夜のヨコハマへと消えた。
_____________
ｶﾞﾀﾝ ｺﾞﾄﾝ__
遠方調査からの帰り道。太宰と織田は電車に乗りながら今回掴めた情報をまとめていた。
ポートマフィアの傘下の製薬会社。しかしその裏ではポートマフィアを潰そうとしていた。
その為、ポートマフィアと繋がりのない組織と内密に計画が進んでいた。しかしそこに感づいたポートマフィア。
「その計画情報を、芥川くんが盗んでいたとはね」
「あぁ だがポートマフィアはまだ動いていない」
そう。裏切り行為も分かり 情報も手に入った。しかしポートマフィアはまだ組織を潰す事を実行していなかった
その事実に疑問を覚える二人。それと同時に事は動き始めていた
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柚子の香(プロフ) - キリカさん» いえいえ！頑張ってくださいね！ (2018年8月27日 17時) (
レス) id: 174fdb4db8 (このIDを非表示/違反報告)
キリカ(プロフ) - 柚子の香さん» ありがとうございます。ほんとだ"敦"ですね。すみませんありがとうございます! (2018年8月27日 6時) (レス) id: 0facb3a838 (このIDを非表示/違反報告)
キリカ(プロフ) - 唯我独尊丸さん» わぁ ありがとうございます。うれしいです! (2018年8月27日 6時) (レス) id: 0facb3a838 (このIDを非表示/違反報告)
柚子の香(プロフ) - 凄く面白い！ただ、ひとつだけいいですか？漢字が『淳』では無く『敦』だと思います。なんかすみません。この作品大好きです！更新楽しみにしてますね！ (2018年8月27日 0時) (レス) id: 174fdb4db8 (このIDを非表示/違反報告)
唯我独尊丸(プロフ) - 凄く面白かったです！イッキ読みしちゃいました笑更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2018年8月26日 23時) (レス) id: 2689cacca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリカ
| 作成日時：2018年8月22日 19時
