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キープ!冷静! ユンギ ページ37

「オレ何やってんだ…?」




Aが着替えている間にふっと我に返る。



家にまで呼んで何しようとしてんだ!?


今更だけど、勢いにも程があった。
プライベートへ入れ込みすぎたな…Aが戸惑うのも仕方ない。





だけど、この間の休暇も田舎にあるAが勉強中のラテアートが有名なカフェに一緒に行ったり。




魚の美味しい食堂に行きたいって言うから連れて行ったり。






ある日…





「オッパ…カメラ持ってきたんだけど…海行っても良い?」




ユ「あぁ。良いよ。そう言えば写真良いの撮ってたじゃん?」





「知ってるの!?
最近、お店の人に褒められてさ、またちょっとカメラ熱が入っちゃってるんだよね。」




ユ「へぇ〜。そしたらオレ撮ってよ。」



「そんなのダメじゃない?怒られない?」





そんな謙虚な言葉は建前だった。





「オッパ!笑って!弾けるようなスマイルちょうだい!」




海の時期も終わってて誰もいない海の波打ち際を歩かせて、笑顔の要求。





ユ「…いいか?プロのカメラさんはな、笑顔を引き出すもんなんだぞ。
お前はどうだ?無理矢理笑わせてるだろ。
オレ簡単に笑わないからな。」





「屁理屈言って…。
だけど、オッパ笑顔似合わないな…何でだろ?」





ユ「お前…何言ってんだよ…。
散々笑えって言ってた奴が言う台詞か?」





アーミーからは笑顔が猫みたいでかわいいって言われてんだぞ!


って、のは心の中だけのささやかな反抗にしとこ。




「オッパは多分全開で笑うより微笑む感じのが良いよ。
多分そんなのが良いし、むしろ晴天より小雨のロケーションが似合うはず。」





ユ「暗いな…おい…」




「紫陽花が合うなぁ〜ってこの間思ったんだよ。
まぁ、私の勝手な感性の話なんだけどね?w」




そんな話を思い出して、それと同時に向日葵と一緒に全開の笑顔のヨンジュンの待ち受けを思い出した。





あの2人が付き合ってんだったら、オレの今してることどうなるんだ?って焦りも今ならちゃんと感じれるのに。

人はやはり冷静さを失うと何するかわからないもんだな。

ヨンジュンの気持ち→←説明してちょーだい



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作者名:torisun | 作成日時:2022年2月14日 13時

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