2019 休暇の過ごし方 2 ページ29
皆んなそれなりの収穫があり、パクさんはユンギオッパとペアになって、私はジンオッパのカメラワークのお手伝い。
ジン「本当はユンギが良かったんじゃない？笑」
「はい！？なんで！？」
ジン「キュッキュッキュッ！笑
素直な反応だから分かりやっす！
オレとかヒョンに話す時は真っ直ぐ目を見るけど、Aは相手がユンギだと目をそらすんだわ。笑
ユンギは基本人と目を合わせないから気付いてないと思うけどね？」
「全然気付かなかった…」
ジ「そんなもんよ。笑」
釣りを終えて一休み。
パク「オレ…無理…吐けないタイプだからずっと酔ってる…。寝とく…オェッ…」
ジン「ヒョン吐く！吐く！って騒いでたくせに吐けないのかよ！笑」
ユ「大人しくて丁度良いじゃん。
ヒョンは常に船の上が良くないか。」
「それ。私も思ってた！」
そんな言うけど…
いつも騒がしいパクさんは今日は大人しく青白い顔しながらユンギオッパの撮影を頑張ってた。
やっぱりそんな所は偉いなぁ、やっぱり敏腕って言われてるだけはあるなぁって感じた。
皆んなで釣った魚を、おばちゃんが捌いてくれて釣りたての新鮮なお刺身を沢山食べて、皆んな疲れと眠気で腰掛けに横になった。
「はぁ…楽しかったけど疲れたね〜…
あっ！ジンオッパだけと思ったけど、オッパも日焼けしてるね！赤くなってる！」
ユンギ「まぢ？日焼け嫌なんだけどな…
そーゆーAもジンヒョンくらい焼けてんじゃん？笑」
腰掛けにたまたま隣になって座っていたら、オッパの指が私の頬を軽く触った。
ドキッ。
ユ「帰ったらケアしなきゃ。折角キレイな肌してんだから。」
フッと笑うその顔が朝焼けを見た時の顔と重なって、さっきのジンオッパの話を思い出してしまった。
触れられた頬は日焼けのせいなのか、オッパに触られたからなのか…熱を帯びてヒリヒリする感じ。
オッパはそのまま私の隣で横たわり目を閉じた。
ユ「Aも寝なよ。着くまで1時間以上あるよ…」
「ちょっと！そんなことされて私なれるわけないじゃん！？
自分だけ気持ち良さげに寝ちゃって！
そーゆーとこ！」
なんて思ってるけど今日は言えない…
変に意識している。
オッパの寝顔ってこんななんだ…
少し紅い頬がかわいい。
近くで見る事が出来るなんて私まで贅沢な休暇だよ。
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作者名：torisun | 作成日時：2022年2月14日 13時
