Candy Allergy (ページ24)

今日:15 hit、昨日:8 hit、合計:19,414 hit

その顔に… ページ24

ドキドキ…

ユンギ「この豆やっぱ美味いね。」

静かにアイスコーヒーをの啜りながらオッパから平然と話しかけられた。

「うん…美味しいよね！酸味があんまりないから私も好きなんです。」

ユ「ん？ほら、飲めば。どうせ店はあの人1人でも回るだろ。」

"あの人"

テヨンさんの事ね…

「まぁ…そうだけど。
私なんかいなくても全然大丈夫だけどさ…
そんな言い方しなくても…」

ちょっとムッ！として思わず嫌味を口に出してしまった。

オッパがずっと嫌な感じだったのに、それからあの人と比べられた感じもして、その上、こんな風にサラッと話し出されたから私もつい気を緩ませてしまった。

ユ「はっ？そんな意味で言ってないけど？笑
何だよ。笑
でも、事実だろ？
そんな忙しい店じゃないんだから、1人で回せるだろうと思っただけだよ。
はい。ジンヒョンのも入れたけど、あの人戻ってこないからコレ飲んでよ。」

少し微笑んで、少し困ったようなそんな顔をオッパはよくするけど、私、結構この顔に弱い。

キュン！と、勝手にしちゃってる。

「では！頂く！私が淹れたから美味しいはず！」

ユ「全然普通だけどね。笑」

「もぅ！何でそんな意地悪言うかな！」

横に座ってるオッパを睨みつけてみる。

ユ「アハハ！
ただ、イジメたくなるのは仕方ないよね？
Aいじりやすいの分かってないの？笑」

「何それ？オッパって小学生の男の子みたいなんですけど！」

ユ「小学生の男の子は好きな子イジメる傾向があるもんな。笑」

へっ？

またまたサラッととっても気になる発言したけど、機嫌良さげに笑ってるオッパを見ていたら、
ソレをわざわざ確かめたくもないし、なんなら、1人でまたあのネコみたいな笑い顔にキュンとしていたい。