扉 ユンギside 修正 ページ20
始まりは大変になりそうだった今年初めも、新曲も順調で、夏はオレら初めての長期休暇をもらえるって話。
今度日本でライブを2カ所終えてワールドツアーが終わる。
休みもらってもきっと自分は特に変わったことなく曲作りするだろうな…
みんな舞い上がっちゃってさ。笑
でも、きっとコレは大切な自分を呼び戻す大切な時間になるはず。
取り敢えずは実家に帰るかな？
クルクルと作業場で椅子を回しながらそんな事考えていた。
「コーヒー買いに行こーかな。暑いかなぁ…？」
暑い外に出で買いに行くのも面倒だし、かといって、たったコーヒー１つをデリバリーするのも人間としてどーなんだ？とか。
１つの考えから波紋して、深々と考えれるのは平和で良いことだなぁ。と1人で物思いに耽っていた。
「自販機で我慢するか！」
勢いよく椅子から立ち上がってガチャッと廊下に出たらヨンジュンの後ろ姿。
アイツ背が高い上に脚長すぎだろ？
体の構造わけわかんねーな。
ホント。
最近のアイドルはやけに背が高くて脚が長い。
しかもヨンジュン達のグループはは皆んな背が高い。
ヨンジュン「…あのさ！これから忙しくなってなかなか出歩けなくなるけど、オレ…Aとは今までと同じようにいたいんだけど…
てか、むしろ会いにも来てほしい！
だから…用がなくても…連絡しても良いかな？」
A！！？？
ヨンジュンと仲良いとは思っていたけど、やっぱりそんな関係になりつつあったんだな。
はぁっ。マヂか！？
とゆーか…こんな所で…オレどーしたら良い！？
扉を開けたは良いけど、自販機にこの2人超えていかないと辿り着けないじゃん？
面倒だな…
戻ろ…。
咄嗟に体をそっと後ろ向きに直して部屋へ戻る。
ガチャって重い音を立てて暗い部屋へ。
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作者名：torisun | 作成日時：2022年2月14日 13時
